2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

田原総一朗がますます醜悪になってきた

田原総一朗は6/26の日経BPでかなり大胆な安倍擁護論評を出して来た。 http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070626_16th/index.html 公務員改革関連法案に関する内容だが、法案の内容には一切触れず、渡辺行革担当相が血眼になって抵抗勢力を…

年金問題 周回遅れの対応をして改革した気になるな!

明日、社会保険庁改革関連法案が強行採決される模様だ。 マスコミもきちんと報じないので、勘違いしている人が実に多いのだが、社会保険庁改革関連法案は年金の記録漏れ問題を解決するためにまとめられた法律でも何でもないのである。実に3年前の小泉政権時…

年金問題に関して痛い読売のミスリード

私はマスコミが特定のイデオロギーや政党に偏るもは全く構わないと思っている。ただし、それは新聞自体にポリシーがあって、その上でこの政党が我々の主張を実現するとして支持を表明すべきである。特定政党支持ありきでは、議論の不毛を招き、マスコミのミ…

定率減税廃止は公明党のおかげ

ほぼ予想とおり、給与明細の手取りが減っていた。 定率減税が廃止されたお陰なのですが、それは庶民の味方、公明党さんのお陰だったりする。 公明党がいかに与党の中で政策を実現してきたかをアピールする公明新聞の企画記事があるのだが、そこで公明党と当…

沖縄戦集団自決に関する高校日本史教科書検定問題

教科書問題というのは教育問題ではないということが、今回の問題でつくづく感じたことである。沖縄の高校では、ほとんどの教師がこの部分は今後教科書通りに教えないであろうし、そもそも沖縄に限らず教科書通りに教える日本史教師など皆無であろう。私の知…

実効性疑わしき安倍内閣の公務員改革

今日配信された安倍内閣のメールマガジンを読んだが、安倍内閣がやろうとしている公務員改革がますますわけがわからなくなった。そもそも何のための改革だったのか? 官製談合の問題への対応は中途半端なまま、国民受けを狙った勢い任せの「公務員リストラ」…

年金問題でなぜ安倍総理の責任が厳しく問われなければならないのか。

安倍総理は運が悪い、彼は悪くないのに社会保険庁職員の怠慢の罪を被らされていると言う人があるが詭弁である。百歩譲って安倍総理が寝耳に水状態で降って湧いた話であったのならまだ同情の余地はあるが、そうではないことは明らかで、彼には問題を知ってい…

ネット右翼と媚権派

ネット界には媚権派と呼ばれる勢力が存在する。ただネット右翼と同一視されることが多く、その実態はよく知られていない。特に左側の人たちにとって、これらを区別するニーズがないのであろう。 その生態の違いは以下の通りである。 ネット右翼は右側からの…

参院選 自民党に起死回生策はあるのか?

参院選での自民党の過半数維持はかなり厳しくなったと見ている。逆転できる策はなくはないが、現時点ではかなり手遅れ状態で、負け方を酷くしない程度のものにしかならない。 もし本気で逆転を狙うのであれば、比例代表候補を今から差し替えるべきだ。業界団…

なぜ天下りがなくならないか

自民党の政権維持装置のシステムとなっている。 産業界にとってメリットがある。 エリート層の容認意識。 この3つの要因を取り除かなければ官僚の「天下り」はなくならない。ぞれ以前に自民党は今後もこのシステムをなんとか国民の批判を浴びないようにしな…

子どもの自主性の強調は学力向上を阻害するのか?

毎日新聞に載っている八木秀次のコメントにいちいちケチを付けさせてもらう。 教育再生会議:揺らぐ「安倍カラー」の柱 第2次報告 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070602k0000m010178000c.html ▽八木秀次・高崎経済大教授(憲法学) …

読売新聞と産経新聞

私は新聞は中立公正であるべき等とはさらさら思っていない。海外のメディアは政治的立ち居地や支持政党を明確化するのが普通で、日本の新聞もある程度立ち居地が明確な割には中立公正のフリをしているのが偽善的で鼻につく。 読売新聞というのは、保守的で自…

俺は、君のためにこそ死にに行く

それ程偏った映画ではないので、偏見を持たずに見た方がいい映画だと思う。石原慎太郎はリアルな戦争体験を持っているから、ネットウヨ坊みたいなリアリティーのない戦争賛美はしないし、東條英機まで英雄だとかホザくアホとは違い、戦争指導者と兵士は分け…

安倍PR

議院内閣制だと、原則比較第一党の党首=内閣総理大臣だからね。 私党の総裁が国税でPRされているのは不公平と言えば確かに。 日本が頻繁に政権交代がある得る国であれば、「これは与党特権だ」ということでお互い様という理解もある得るのだが…。 東京新聞:…

関組長の話を聞きに行く

国領に関組長が来るというので言ってきました。 私も関組長のサイトからブログのネタを仕入れながら、全然カンパもしてないので申し訳ないなと思っているのですが、永田町界隈で孤軍ロビー活動をしているツワモノです。 闘魂系の方かと予想でしていたのです…

年金問題の議論もそろそろ第2ラウンド

自民党もいつまでも「消えた年金」問題で責任問題と対応策に追われては首を絞められるだけである。最近では「そんなことより日本の年金制度をどうするか、きちんと議論しましょう。」という自民党議員の声を聞くようになった。「年金を政争の具にしている」…

日本に労働者や貧困層の支持を集める右翼政治家が出現する予感(悪夢か?)

論座の小林よしのり「わしが格差拡大に反対するワケ」を読んだ。この人は、保守と言えばアメリカ寄りの立場を、勤労者より経済界の立場を取るものが当たり前という保守を思考停止状態から開放するのに大きな役割を果たしたことでは一目を置いている。90年代…

いい加減にして欲しい王子様報道

別に報道するな!と言うつもりはない。取り上げるなら、その試合に出場している他の選手のことも少しは触れるのがエチケットではないか?ワイドショーには最初から期待していないが、スポーツニュースですら、早慶戦で斉藤佑樹選手以外の選手の名前すら出て…

王者の品格の欠片もない与党

「泥仕合避けよ」と批判相次ぐ=菅氏攻撃の「年金ビラ」に 自民 6/5時事通信 5日の自民党副幹事長会議で、同党が年金記録漏れ問題に関し「基礎年金番号導入時の厚相は菅直人民主党代表代行」などと宣伝するビラを配布していることについて「菅氏1人を攻撃…

日本に二大政党制が馴染まないか?

日経BPのコロンビア大学のジェラルド・カーティス教授の記事を注意深く読んでみた。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070601/126200/ 日本に二大政党制が馴染まないか? どちらかと言われれば、私も同意する。 ただ今すぐ多党化が進むの…

真面目にやれ!ヘタなネガティブキャンペーンをやる暇などない

最近つくづく官邸及び自民党の広報戦略の稚拙さが目に余る。安倍政権はとにかく高級官僚に甘いのである。まさに保守の王道から生まれた政権の宿命なのだろうが、この軸を死守している限りは世論は離れてゆくだけである。良くも悪くも小泉は巧妙で、高級官僚…

竹葉山と金親

竹葉山と金親。どちらも私には馴染みの力士だ。私は中学生の頃は場所中はテレビ観戦と相撲雑誌の講読を欠かさないほど相撲にはまっていた。竹葉山は幕内在位わずか2場所だが、十両で長く相撲を取っており、立会いの当りの激しさでは定評の合った力士だ。 一…