2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

歴史観やイデオロギーってそんなに大事なのか? 

歴史観とか、イデオロギーとかってそんなに重要なものなのか?ブロガーや政治評論家はこれらを重要視し過ぎているのではないか? 政界再編論でも、多くのブロガーや政治評論家は歴史観やイデオロギーでのきれいに二大政党になるのがいいみたいな発言をするが…

そんなにやりたいなら宮崎県をぜひ体罰特区にしてみたら

軍隊やら厳しい運動部やら相撲部屋やら、人間を集団生活で厳しく鍛える空間に放つと、さも立派な人間が育つと思っている人間が未だに多いのはなぜなのか?実際には、米軍兵士やら自衛隊員のモラルはお世辞にも高いとは言えないし、大学の体育会なんて酷いも…

死刑廃止問題に見る「強いリベラル」の可能性〜やわな日本のリベラル〜 

宮崎勤死刑囚の死刑が執行された。最近の厳罰を歓迎する風潮の中で拍手喝采する意見を見るとどうも虫唾が沸くのであるが、お決まりの批判だけして死刑廃止への行動を起こさない死刑廃止派にもイライラする。 日本のリベラル勢力のやわさがどうも気になる。日…

さすがの池田信夫氏も食糧問題に関する主張を変えてきた

さすがの池田信夫氏も食糧問題に関する主張を変えてきた。私はかねてより彼の食糧問題・農業問題に関する主張を批判してきた。2007年9月の「食料自給率という幻想」では日本で農業をやることを不合理とまで言い放っている。 「食料自給率なんてナンセンス」…

毅然たる態度へのシンパシー

私が大嫌いな言葉が3つある。一つは「自己責任」もう一つが「毅然たる態度」もう一つは「感動をありがとう」である。前者2つはいわゆるネオリベラリズムの精神的支柱となった言葉だ。 今でこそ、ネオリベラリズムを疑問視する人が増え、何が何でも自己責任に…

中国の強さと弱さ

中国の強さと弱さはつまるところ人口が多いというところに行き着く。 人口が多い国の所得水準が一定レベルに達すると、蜜の如く各国の企業が市場開拓のための投資を始める。中国の開放政策はまさにこの動きに符合したものである。各国は自国の企業の中国進出…