大相撲観戦

 久々に大相撲観戦に行く。いつも2時少し過ぎに行って、幕下の取組から見ていたのだが、両横綱が出場し土俵入りの時間が長くなったせいか、着いた時には十両の土俵入りが始まっていた。
 それにしても朝青龍の嫌われぶりが凄い。会場が一体となった「魁皇コール」が沸き起こる。でもこのヒールぶりが相撲人気になっている皮肉な結果。

中国人に哂われるぞ!石原慎太郎

 石原慎太郎日本シリーズで優勝した落合監督の采配を絶賛している。
以下、石原都知事の発言

 「野村監督が『私なら(8回まで1人の走者も出さずに好投していた山井投手の交代は)やらん』と言っていたけれど、これは情実の問題でね。トップのね、つまり、球団の経営というか実績というものを知っている球団のCEOとしてはね、私はやっぱり落合というのは見事だと思う。本当に。泣いて馬謖を切ったんですよ。私はやっぱり落合のやったことは絶対に正しかったと思う。本当のリーダーってなもんですな」

 落合采配への評価はともかく、これは明らかな用法の誤り。作家とあろう者が情けない。 
 馬謖は蜀の諸葛亮にその才を認められ寵愛を受け参軍に任じられていたが、北伐の際、馬謖は「道筋を押さえるよ」という諸葛亮の命に背き山頂に陣を敷き惨敗してしまう。諸葛亮は命に背いた馬謖を軍規に基づいて処刑した。
 山井投手は馬謖なのか?彼は監督の命に背いてもいなければ、何の失敗もしていない。
 こんな初歩的な用法の誤りを犯しているようでは、中国人に哂われて終わりであろう。

WBCを観て

 今日は日本が勝ちそうだ。やはり地力では日本の方が上という気はするが、韓国が地力で劣るとしてあの成績であれば、それは大健闘ということになる。
 アメリカの脆さは目を覆うばかりだが、ワールドゲームではチャレンジャーの立場の国のモチベーションの高さが顕著となるが、ディフェンダー側のチームのモチベーションの問題が一方で露となった。この点では日本もディフェンダー側であり、アメリカと同根の問題を抱えているとも言える。
 ディフェンダーにはディフェンダーの誇りとか自負があるものである。イチローが韓国を挑発する発言をしたが、ディフェンダーがそれにふさわし最高のプレイを行う自負であり、大事な心構えだ。決して韓国チームを卑下した発言とは思っていない。これまで日本チームのプレイに答えが出ていなかったのは遺憾ではあったが。
 これは野球に限った問題ではない。日本は1970年代まですべての分野でチャレンジャーであったが、1980年代以降はあらゆる分野でディフェンダーとなり始めてきた。しかしチャレンジャー根性が喪失する中で、ディフェンダー文化が育まれてこなかった。
 ディフェンダー文化というのはより高い洗練性を目指すものであり、チャレンジャーを卑下するものではない。その辺の理解が乏しい日本の現況は如何ともし難い。

駒大苫小牧問題考−問題の本質をずらす連帯責任−

 駒大苫小牧は春の選抜出場事態。校長と野球部長の辞任という結果になった。
 

結局、未成年の飲酒、喫煙という問題はどうでもよくなってしまった。
 結局、2年生以下の部員や学校や高野連その他関係者に多大な迷惑をかけた方が問題になってしまた。
 指導する教員側も、今後は飲酒・喫煙の是非という問題はどうでもよく、単にマスコミ沙汰になると周りに迷惑をかけるという結果論を教えることになるであろう。
 連帯責任というのは、問題の本質の是非を置いてきぼりにし、ただ単に「周囲に迷惑かけてはいけない」という単純な問題に集約してしまう効果がある。面倒な議論を単純な議論にしてくれるので大変ありがたないのだが、本質的な問題を放置することに何も違和感を持たない人が多いのも半ば恐ろしいものがる。

広島黒田投手 ハーラーダービートップタイの15勝目

 広島の黒田がリリーフで勝ち投手に。最終戦での先発が予想されるだけに阪神下柳の最多勝に赤信号。下柳が10イニング投げてやっと手に入れた15勝目をリリーフで得るなんて、何か解せない。

阪神マジック6

 中日との直接対決を制し、いよいよ優勝秒読み段階に入った。最速なら25日に胴上げだが、やはり甲子園で優勝を決めて欲しい。中日も少しは頑張って欲しいところ。
 下柳がハーラーダービートップタイの13勝を挙げた。このまま規定投球回数未達でタイトルを取ったら珍事*1であろう。そもそも規定投球回数=試合数というには現実に見合っていないのではないか?下柳は6試合に1回しかも6回までしか投げないので、ノックアウトなしで完全にローテーション入りしても規定回数に行かない。中継ぎ投手を重視する現在の球界の流れからみても、せめて試合数×0.9ぐらいに緩和する必要があると思う。それでも下柳投手は規定投球回数に満たないのだが……。

*1:かつてヤクルトの伊藤が規定回数未満で最多勝を取ったことがあるらしい。