中国人に哂われるぞ!石原慎太郎
石原慎太郎が日本シリーズで優勝した落合監督の采配を絶賛している。
以下、石原都知事の発言
「野村監督が『私なら(8回まで1人の走者も出さずに好投していた山井投手の交代は)やらん』と言っていたけれど、これは情実の問題でね。トップのね、つまり、球団の経営というか実績というものを知っている球団のCEOとしてはね、私はやっぱり落合というのは見事だと思う。本当に。泣いて馬謖を切ったんですよ。私はやっぱり落合のやったことは絶対に正しかったと思う。本当のリーダーってなもんですな」
落合采配への評価はともかく、これは明らかな用法の誤り。作家とあろう者が情けない。
馬謖は蜀の諸葛亮にその才を認められ寵愛を受け参軍に任じられていたが、北伐の際、馬謖は「道筋を押さえるよ」という諸葛亮の命に背き山頂に陣を敷き惨敗してしまう。諸葛亮は命に背いた馬謖を軍規に基づいて処刑した。
山井投手は馬謖なのか?彼は監督の命に背いてもいなければ、何の失敗もしていない。
こんな初歩的な用法の誤りを犯しているようでは、中国人に哂われて終わりであろう。