そろそろ選挙予想−東日本編

 1/11のエントリーで雑誌の衆院選予想を紹介したのだが、だいぶ間が空いてしまったが東日本編を。
 全部考察する暇はないので、各誌で予想の割れている難しい選挙区を検証してみたい。

週刊文春 サンデー毎日 SAPIO
北海道12区 7 66 武部勤 △+ ×
2 48 松木謙公 △-
岩手2区 6 54 鈴木俊一 △+
44 畑浩治 △-
宮城3区 2 47 西村明宏 △-
1 36 橋本清仁 △+ ×
山形2区 6 69 遠藤武彦 △+
2 42 近藤洋介 △-
福島1区 5 70 佐藤剛男
34 石原洋一郎 ×
福島5区 6 63 坂本剛二 △+
2 58 吉田泉 △- ×
茨城7区 1 54 永岡桂子   △- ×
57 柳田和己 × ×
10 58 中村喜四郎 △+
栃木2区 4 65 西川公也
1 59 福田昭夫 ×
栃木4区 4 55 佐藤勉 △+
4 64 山岡賢次 △-
群馬2区 7 72 笹川尭 ×
1 35 石関貴史
埼玉8区 2 42 柴山昌彦 △+
35 小野塚勝俊 △- ×
埼玉15区 1 44 田中良生 △+ ×
2 37 高山智司 △-
千葉2区 2 62 山中あき子 △+ ×
48 黒田雄  △-
千葉7区 48 斉藤健 △+ ×
2 53 内山晃 △-
千葉13区 5 53 実川幸夫 △+
1 61 若井康彦 △-



週刊文春宮川隆義
サンデー毎日三浦博史
SAPIO…政治ジャーナリスト野上忠興

  • 北海道12区:文春、SAPIOが武部苦戦を予想。次の選挙でチルドレンの応援で全国を回ることを余儀なくされる武部は選挙区を離れるざるを得ず厳しいであろう。
  • 岩手2区:自民党唯一の岩手県議席民主党岩手県連はこの選挙区に戦力を集中してくるであろう。
  • 宮城3区:民主党が勝ったことのない選挙区だが、2003年は橋本候補が200票差まで迫った。民主党議席を取る可能性は50%くらいはある。
  • 山形2区:遠藤前農相のスキャンダルがどう響くか?選挙が遅くなる程風化するだろうが、近藤候補は選挙の度に得票を増やしているので侮れない。
  • 福島1区/5区:常識的には現職優位だが、福島県自民党は連戦連敗で弱体化著しい。
  • 茨城7区:いまさらこの選挙区民が中村喜四郎を見捨てるとも思えず、次回も中村喜四郎だろう。
  • 栃木2区:自民党の西川は長らく比例区選出で組織が弱っている可能性あり。森山眞弓票がどう動くか?民主の福田候補の元栃木県知事の知名度は侮れず、私は福田優位と見る。
  • 栃木4区:山岡賢治は民主党国対委員長で名前を上げているが、自民党佐藤勉もそろそろ大臣適齢期で強さを発揮する頃か。
  • 群馬2区:政党間より世代交代選挙の意味合いが大きい。これだけ年齢差があるとベテランは厳しい。
  • 埼玉8区:かつて民主党木下厚が選挙区を制したことがある。ここで民主が勝てないと政権交代はないと言えるような選挙区。
  • 埼玉15区:ここも03年は民主党が制した。やはりここで民主が勝てないようでは政権交代は起きない。
  • 千葉2区:自民党の山中候補は落下傘候補で地盤は強くない。民主党は元々メール事件の永田議員の選挙区で一からの出直し。
  • 千葉7区:補選で民主党太田和美に敗れた斉藤健がリベンジ。民主党は元々の候補者内山が出馬。元々自民党が強い地域でもないので、支持率が低ければ民主が取る可能性が高いと見る。