もう議論は止めてくれ。独裁政治の方がマシ

 来年の予算や税制に関していろいろ議論されているようだ。いろいろな意見が出では消えて、それがマスコミを通じて報道される。その過程がなんとも後味が悪いのだ。私は民主党議員のツイッターも多くフォローしているが、「これから徹底的に議論します」と勇ましいツーイートを見るが、議論していろんな意見が出ては消えること自体に嫌悪感を持たれていることに気づいている議員は少ないようだ。
 もう議論はいい。誰かが強いリーダーシップを持ってバシッと決めてくれればいい。
 鳩山政権は、何を決めるにしても小沢一郎が決めたと報道され叩かれたが、それに対する国民の嫌悪は今ほどではなかった。
 更に自民党政権はインナーと呼ばれる税制に長けた長老議員が党税調を取り仕切り、党3役や閣僚さえも文句を言えなかった。それはそれで批判されたが、今よりマシだろう。
 予算や税制は話し合えば話し合うほど、少数意見や圧力団体の影響を受ける。もう開かれた政治なんてお題目はどうでもいい。密室でも独断でも構わない。決断できる政治を望む。