平和の滝と手稲山

kechack2004-05-04

 最近運動不足なので、長距離ウォーキングを敢行。平和の滝から手稲山に至るコースを選んだ。車で平和の滝に向かう。
 平和の滝というのは戦前の反戦性労働家で獄中拷問により25歳で非業の死を遂げた平沢良が、ここから女工たちとハイキングに向かったことに因み石碑が建てられている。
 平和の滝から40分程進むと布敷の滝。ここから先は残雪があり、雪上ハイクに。途中から沢を離れ、急な雪の斜面をへばりながら登る。手稲山上の手前にはガレ場という急な岩の斜面があり、かなりハードなコースであった。
帰りは手稲ハイランド側に。ロープウェイで下りようと考えたが、動いている気配なし。仕方なくシーズンを終えたスキーゲレンデを歩いて下る。ロープウェイ下からちょうど宮の沢行きのバスが出ていたので乗った。ハイカー向けに運行しておるようだが、出発してからここまで誰一人すれ違わない。GWだと言うのに。今年は残雪が多くハイキングには早いのか?
 平和の滝に車を取りに行くため、宮の沢駅から一駅地下鉄に乗り、発寒南駅から平和の滝入口行バスに乗る。バス停から滝までは以外と遠い。滝の轟音が響く暗闇道を一人で歩くのは異常に怖い。タクシーで行くべきだったと後悔しても後の祭。後で調べてわかったことだが、平和の滝は自殺のメッカで、市内でも有名な心霊スポットだとか……。