2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Sapporo Life終焉

2年9ヶ月続いたSapporo Lifeが今日終了しました。 今日の午前中の飛行機で移動し、今は東京の実家でブログを書いております。 タイトルを変更する予定が、まだタイトルが決まらず……。 今月中にタイトルが変更になる予定ですが、今後ともよろしくお願いします…

引越し

今日は朝から引越しです。9時にトラックがやってきました。札幌で買った家財道具も多いので、東京から引越した時より荷物が確実に増えています。また東京は実家から出たので、忘れ物があっても構わなかったのですが、今回は家をカラにしなければなりません。…

最後の夜

もう朝の4時だ。今夜は3年弱住んだ札幌の住処で過ごす最後の夜である。 しかし荷造りが終わらぬままもうこんな時間だ。早朝番組が始まった。感慨に耽る暇もない。 ごみを出しに行ったが、外はもう少し薄明るい。朝露の香りがほのかにする。 疲れたのでそろそ…

女性と若者は自民、40〜50代民主 衆院補選出口調査

朝日新聞に補選の分析が出ていた。 http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060424/K2006042301650.html 23日投開票された衆院千葉7区補選は、昨年の総選挙で自民党に圧勝をもたらした「小泉ブーム」が今でも残っているのか、それとも消えてしまったのか…

日本人から欠如してゆくビジネスというマインド

ゲームは一般的には誰かが勝者になり、誰かが敗者になる。しかし、中には全員が勝者になったり敗者になるゲームも存在する。 一般にビジネスや外交というものは後者であり、むりろ両者が勝者になり得る場合に成立するのがビジネスや外交である。 教育問題で…

政治的外交

竹島問題の日韓両国の出来レース外交を見ていると、最近のアメリカ外交のようなパフォーマンス外交化を懸念してしまう。 民主主義国家で外交が為政者のパフォーマンスに利用されるのは古今東西よくあることで、内政の失点をごまかすためにチープな国民感情を…

あと1週間

私の札幌生活もあと1週間になりました。来週の土曜日の午前中の飛行機で東京に旅立ちます。札幌の家の荷物出しは木曜日です。この家に住むのは今日を含めてあと6日。あとはホテル住まいです。 最後の週末ですが、引越の準備をほとんどしていないので、荷造…

ジンギスカン

大学時代の後輩のモモが札幌に来ている。職場の後輩で札幌に嫁いで来た友達がいるらしく、遊びに来たらしい。 ジンギスカンを食べたいというので、ももとその友達と、私が最近よく行っている「雪だるま」という店に行った。この店は今年に入ってからよく行っ…

ホリエモン以降の地殻変動

ホリエモン事件、或いは小泉政治のバックラッシュとして起きているのは右傾化でも左傾化でもなく、コミュニタリアニズム化である。これはリベラリズムにもネオリベラリズムにも見られる傾向で、自己責任や自立といった90年代以降持て囃された自由主義的、個…

中道批判

教育基本法改正問題における文脈の中で、よく戦後教育の自由や個人を重視する価値観が批判の対象になる。これらの価値観がまるで日教組が標榜してきたような論を張る人がいるが、本当であろうか?私の経験から言えば違うと思う。自由や個人を重視する人が日…

梅の花

4/6に我が家のすぐ隣に「梅の花」がオープンした。前から気にはなっていたが、ちょうどヤマケンがそこで夕食を食おうという話になったので始めて訪れた。 梅の花は福岡の久留米に本店がある豆腐と湯葉料理が売りの店。湯葉は刺身に勝るとよく言ったもので、…

丸激トーク・オン・ディマンドを見て

今回は民主党左派シンパと目される北大の山口二郎氏。この人はかつては小沢一郎には批判的だと見做されていたのだが……。 かつて小沢氏の強権的な手法を厳しく批判してきた山口二郎氏は、小沢氏 の民主党代表就任を諸手を挙げて歓迎する。小沢氏のマキャベリ…

三笠鉄道村

札幌生活も残るところ2週間となってしまった。休日はあと4日だが、最後の週末は引越しで潰れることを考えると、今週末しかない。 とりあえず、私が東京に引っ越しても札幌市内や交通の便のいい場所はまた来る機会はあると考えて、とりあえず車がないと不便で…

単因論を排す

○○問題は××がいけないからだ。△△さえ実行すれば問題は解決する。こういった言動を頻繁に行う人を行う人間や、そういう言動を鵜呑みにする人間は少なくないが、私の経験上こういった人間にロクな人間はいない。 複雑化した現代において、一つの原因に集約する…

2006年度の転機

2006年はある意味日本の転機になるかも知れない。今の日本の状況は右か左かという 20年前のモノサシでは全く解析不能である。むしろ共同体主義/リバタリアニズム/リベラリズムといった三分立で考えた方がわかりやすい。 90年代以降、共同体主義とリバタリア…

出たもの勝ちか?

昨年の総選挙以来、とにかく何でもいいからメディアの露出が多いもの勝ちだと言われている。その真贋は定かではないが、さっそく小沢一郎はじめ民主党議員がメディアに出まくりである。 ただまもなくマスコミはポスト小泉一色となり、野党議員の出る幕などな…

こんなに簡単に支持率上がるの?

民主党の小沢一郎代表選出を受け、共同通信社が7日夜から8日にかけて実施した全国緊急電話世論調査によると、小沢民主党への期待は57.4%と過半数に達した。 最も望む課題として「自民党との違いの明確化」を挙げた人が43.8%でトップ、小沢氏の掲げる対立軸路…

企業の社会的責任軽視の小さな政府はあり得ない。

新自由主義が規制緩和による機会創造を期待して経済界に支持されるのはわかるが、決して労働者の権利や賃金を抑制し、企業の利益を増す方向の政策を生み出してはいけない。それは結果的に大きな政府を生むからである。 特にニューエコノミーでは雇用の流動化…

平取町二風谷へ

札幌在住も残すところ僅か。まだ行っていない場所を考えて思いついた場所がここ。 日高道が門別まで延長されたので行きやすくなった。 まずは二風谷にある萱野茂二風谷アイヌ資料館へ。ここは個人収集とは思えないほと充実したアイヌ民具のコレクション。 続…

保守二大政党論

保守二大政党の可能性を最初に気付いたのは小沢一郎であると言われている。彼は自民党幹事長時代に党本部主導で1991年の都知事選挙*1に元NHKキャスターの磯村尚徳を擁立、現職の鈴木都知事を支持する都本部と対立し、結果的に彼は敗北している。 中央主導で…

小沢一郎は今さらジローか

民主党代表に小沢一郎が選ばれた。彼は好きな政治家ではないが凄い政治家だと思っている。菅直人の方が感じはいいが、手の内が読めて面白みはないと思っていたので、まあいいのではないか? 小沢一郎は最近鳴りを潜めていたので、現在の日本をどうしようとし…

また上京

木曜日の夜に札幌に戻ってきたばかりなのに、また上京です。 4/1付で異動なので、月曜日に新しい部署に着任しなければならないのですが、引継ぎも引越も何も済んでいないので、月・火だけ東京で仕事をして、そのまま札幌に戻る予定。 今日は親父の67回目の誕…

フランスの若者雇用促進策「初期雇用契約」について

フランスの労働環境には私はどちらかと言うと理想に近いと考えていたので、今回の件と言い、移民の暴動といい考えさせられるものがある。 労働問題については、私は昨年「結局、低付加価値/低賃金労働を誰が担うのか?」id:kechack:20051127 というエントリ…

与党と野党で応報不平等は当然

民主党の前原党首が結局退陣に追い込まれた。これについては色々な意見がある。そもそも永田メール問題がどれ程重大な責任があるのか?ということ自体の総括ができていないので、現段階では何ともいえない部分もあるが、対応の悪さから傷口を拡げたというの…