平取町二風谷へ
札幌在住も残すところ僅か。まだ行っていない場所を考えて思いついた場所がここ。
日高道が門別まで延長されたので行きやすくなった。
まずは二風谷にある萱野茂二風谷アイヌ資料館へ。ここは個人収集とは思えないほと充実したアイヌ民具のコレクション。
続いて町立二風谷アイヌ文化博物館へ。こちらは町立ということもあり建物が立派。北海道内の社会化見学用という感じで教育的な解説が充実している。最後に沙流川歴史感へ。ここは二風谷ダムに沈んだ遺跡を保存するために開館したようだが、内容はいまいち。入館者も日曜日の午後2時台に私だけ。こんな施設に金をかけるくらいなら、萱野茂二風谷アイヌ資料館に資金を注入した方がいい。
もっとも萱野茂氏は二風谷ダムに反対してきた御仁なので、なかなか難しいのであろうか。
その後、 振内鉄道記念館へ向かったが閉館中。何も表示がなかったが、恐らくGWからの営業なのであろう。とりあえず構内に留置されているD51と客車を見たが、保存状態が最悪。D51はサビだらけ、客車もかつてはライダーハウスとして営業されていたようだが、もう営業していないようで朽ち果てそうであった。
帰りはかつての富内線のルートである富内方面へ向かったが、まったく対向車が来ない。胆振支庁と日高支庁の境界でもともと流動がないのであろうか。そのまま夕張経由で札幌に戻った。