2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

さっぽろを元気にする路面電車検討会議

こういう会議があると聞いたので聞きに行く。 とりあえず札幌市電は残すことに決まっているらしいが、年々乗客が減っているので、市としては厳しい財政下なにとかしたいらしい。どうも論点がどうやって観光客に乗ってもらうかという方向に行きがちで、沿線が…

新十両に猛虎浪ら3人

日本相撲協会は30日、福岡市内で来年初場所(1月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進の6人を決めた。新十両は里山(24)=本名里山浩作、鹿児島県出身、三保ヶ関部屋=、猛虎浪(21)=ガンボルド・バザルサド、モンゴル、立浪=、豊…

印象効果の可能性

注意しないといけないのは、外国人が犯罪を犯すと、なぜかニュースに注目し印象に残りやすいという印象効果というものがある。これだけ毎日犯罪が起きていると、我々はわざわざニュースに注目しない訳だが、なぜか容疑者や被害者が外国人だと、無意識的に注…

外国人犯罪は増えているが…

外国人犯罪は確かに増えているが、日本人の犯罪も増えているし、日本に入国している外国人も増えている。本当に外国人の犯罪発生率が高いのかどうかは実は不明である。また最初から犯罪を目的とした国際犯罪組織による犯行と、一般的な犯罪は分けて考えるば…

広島女児誘拐事件〜外国人犯罪について〜

こういう事件が起きると、ブログ界も単純明快な外国人嫌悪の意見が跋扈する。 でも結局は「低付加価値/低賃金労働を誰が担うか」という問題に行き着く。こういう事件が起きると、外国人入国制限みたいな世論が安易に放出し、政治家は世論に迎合するか、外国…

親は何を教えればいいいのか?教育は何を教えるべきなのか。

団塊の世代の親もまさにそこそこ主義であった。そして、親の期待通りそこそこの会社に正社員として入社した子供たちが今苦しんでいるのである。そこそこの大学を出て、そこそこの会社に入ったのに、入社まもなく社内競争に敗れて低付加価値/低賃金労働への従…

戦後教育はそこそこ主義であった。

戦後の教育はそこそこ教育だった。まじめに勉強して、そこそこの大学に行くか、そこそこの企業に就職すれば子供はそこそこ幸せだから、悪い子にならないように教育はするが、それ以上の勝てる教育はしてこなかった。 こういう話をすると、それは日教組が云々…

教育は何をすべきか ニート問題 少子化問題に関して

昨日の続きであるが、朝まで生テレビの少子化問題に関して、教育やしつけの問題に回帰しようという議論がどうしても起きる。構造的な問題を直視しないで教育の問題で回避しようというのは議論を矮小化させるのだが、構造的変化に対して教育も対応していなけ…

今日はほとんど出かけず、午後1時過ぎからBSで大相撲観戦。もう優勝は決まっているが、木村庄之助の最後の裁きを見るため。十両優勝の行方も気になったから。結局闘牙が優勝。

今やるべきことは

高付加価値産業の育成 公的職業訓練の実施企業が未訓練者の訓練を行ってもすぐ離職してしまい、結局即戦力の中途採用にシフト。社員教育にコストをかける企業がバカを見る状況になりどの企業も教育をしなくなってしまった。仕方ないので公的職業訓練を充実さ…

実は効率の悪い改革後の日本モデル

90年代改革を経て、低付加価値業務の人件費コスト低下によって企業側の効率は上昇しているように見えるが、マクロ的には非常に効率の悪い状況が生み出されてしまった。日本は識字率はほぼ100%で、低レベル層の労働者は極端に少ないのである。現在低付加価値/…

アメリカの80年代モデルが参考に

90年代に日本で起きた労働環境の劇的変化は、80年代のアメリカモデルの焼き直しである。当時国際競争力を失い双子の赤字に苦しんでいたアメリカはITという高付加価値産業と流通業という低付加価値産業を勃興させて復活したのである。競争力を失った製造業で…

2000年代ニートの登場

2004年ブログ界流行語大賞となった「働いたら負けかなと思ってる」という言葉がニートの気持ちをよく具現している。フリーターを長期間続けていた若者の多くが、「実は自分たちが産業界に都合のいい低賃金の単純労働者なんだ」ということに気付いてしまい、…

90年代フリーターが増大した訳だが/3種類のフリーター

上記の表に示したように、90年代にフリーターと呼ばれる層が拡大したが、フリーターになる理由は以上のように3つに大別される。最初はフリーター(1)かフリーター(3)のパターンが多かったが、正社員になろうにも最初から勝ち組への挑戦権すらない単純労働の低…

現代日本の格差社会の構造

1 経営者エリートビジネスマン成功者 勝ち組 2 その他サラリーマン(勝) →勝ち組 年収1000万円へ道 3 その他サラリーマン(負) →社内競争敗北出世できず年収500万円で頭打ち →希望喪失 4 単純労働者(正社員) →最初から勝ち組への挑戦権すらない一生年収300万円…

戦後モデルの崩壊 低付加価値労働の低給化 フリーター

それがバブル崩壊と経済のグローバル化により企業が年功序列システムや低付加価値業務に高給を支払い続けるのに耐えられなくなった。 男女雇用機会均等法の施行。或いは企業自身が能無し男を終身雇用するリスクを考えたら女性を活用した方がプラスになること…

日本の戦後モデル

戦後の日本は1と2のハイブリッドであった。女性に低賃金労働を負わせながら、企業内で年功序列賃金を導入して低付加価値労働に対しても高賃金を支給してきたのである。女性は家庭内で扶養されるころによって格差不満が大きく表面化することはなかった*1。政…

結局、低付加価値/低賃金労働を誰が担うのか?

先日の朝まで生テレビでの少子化問題の議論で、よくフランスの例が良い例として引き合いに出されていたが、フランスは低付加価値/低賃金労働を移民に担わせているのである。その辺の負の部分が噴出したのが、先の暴動なのである。 生粋のフランス人の労働者…

日本の右派は左翼への逆追随から目を覚ませ

日本の右派はどうも左翼に逆追随している気がしてならない。先週の日曜討論で中曽根康弘がはっきり言っていたが、国鉄改革が左翼潰しの意味もあったと。この時に日本の右派の多くが新自由主義に傾倒したのである。アメリカのブッシュ政権下でキリスト教保守…

精彩を欠いた八木秀次

今回のパネラーのうち男性はわずか4名。勝谷誠彦は新自由主義には懐疑的な保守。松原聡は新自由主義者。森永卓郎はリベラルな論調である。八木秀次は保守の論客であるが、新自由主義とどう付き合うのか立場が不明である。心の問題でなんでも解決できるといっ…

朝まで生テレビ〜少子化問題〜

結論から言うと、一人の女性が産む子供の数の問題ではなく、結婚できなっているのが問題だ。また子供の教育云々ついでにゆとり教育批判というのは末梢な議論で、本質的には社会の二極化による敗者の増加が原因だと思う。 しかし末梢な議論に捉われ過ぎて、こ…

朝まで生テレビ〜少子化問題〜

明日は一日中イベントの手伝いだと言うのに、4時過ぎまで朝生を観てしまう。

残念な琴ノ若引退

現役最年長関取の琴ノ若(西前頭11)が九州場所13日目の25日、引退を表明した。日本相撲協会は同日の持ち回り理事会で、引退届けを受理し、今場所限りで定年を迎える師匠で義父の佐渡ヶ嶽親方(元横綱琴桜)から、部屋を継承することを承認した。 琴ノ若(本…

東京から三上夫妻が来ているので、夜落ち合う。月曜日から休みをとって道東を回ってきたそうだ。新婚旅行に行っていないため、これが実質的な新婚旅行らしい。 すすきのの「魚御殿」で会食。途中から山下も来る。

女帝問題に関して川西正彦さんへ

http://antilabor.cocolog-nifty.com/blog/ トラックバックいただきましたので、お返事申し上げます。私は別に高橋紘氏の見解を支持している訳ではありませんが……。 貴殿の見識の深さには敬意を表しますが、全体的な印象を率直に申し上げます。 あまりに伏見…

紅白スキウタアンケート

TV

とりあえず上位200曲だけ発表して、ランキング発表はなし。 結局、各年代バランス良く並んでいるが、果たしてどういう番組になることやら。 祖父母・両親・子供が仲良くテレビを観る風景。家族の復権の一つの姿としてそれを期待する人も多いが、そんな生やさ…

中国の新幹線、日独が半数ずつ受注…日本6社近く契約

中国政府が総事業費10兆円超をかけて建設中の総延長12,000㎞の旅客高速鉄道網プロジェクトで、高速網を走る時速300㎞/h級車両について、川崎重工業など日本の6社が共同で売り込む新幹線車両「はやて」と、ドイツのシーメンス社が製造する車両ICEが採用される…

大停電の夜に

ストーリーはちょっとベタだけど、蝋燭の光が美しい。こういう作品をテレビドラマでやっても全然面白くない。フィルムだからこその作品か。ビル・エヴァンスはいいね。

平岸周辺で腹ごしらえして帰ろうとブラブラ歩いていたら、交番の前にちょっといい感じのスープカリーの店を発見「CURRY LOOK-Ka Py Py」という店で、味も素直で好きな部類だ。値段もお手頃。

伊之助が庄之助襲名

日本相撲協会は九州場所8日目の20日、福岡国際センターで理事会を開き、立行司の木村庄之助(64、立浪、本名阿部正夫)が九州場所後に定年退職することに伴い、来年1月の初場所は式守伊之助(64、出羽海、本名沢田郁也)が木村庄之助に、木村光之助(64、貴…