日本の右派は左翼への逆追随から目を覚ませ

 日本の右派はどうも左翼に逆追随している気がしてならない。先週の日曜討論中曽根康弘がはっきり言っていたが、国鉄改革が左翼潰しの意味もあったと。この時に日本の右派の多くが新自由主義に傾倒したのである。アメリカのブッシュ政権下でキリスト教保守派が新自由主義者と結託した状況に似ている。日本の右派には、左翼の反対意見さえ言ってればいいという安易な逆追随姿勢から目を覚ましてもらって、新自由主義が日本の文化・伝統に合うものなのか、社民主義は敵視すべき存在なのか、ゆっくり考えて戴きたい。