三笠鉄道村

 札幌生活も残るところ2週間となってしまった。休日はあと4日だが、最後の週末は引越しで潰れることを考えると、今週末しかない。
 とりあえず、私が東京に引っ越しても札幌市内や交通の便のいい場所はまた来る機会はあると考えて、とりあえず車がないと不便で日帰り可能は場所に行くことを考えた。
 本当は八雲の熊石にある熊ノ湯に行きたかったのだが、入浴可能なのは5月からのモノの本に書いてあったので断念。いろいろ考えて三笠方面に行くことにした。
主目的は三笠鉄道村。以前以降としたが1年のうち半年は閉館という施設で、行き損ねてたが、今年は4/15日オープンということなのでとりあえず行くことに。三笠市から更に支流を登った行き止まり、かつての幌内線の支線の終点である幌内駅跡地にある。
 幌内は1985年まで北炭の幌内炭鉱があった場所だが、炭鉱の遺構はほとんど撤去され、街も寂れきって店さえもない状態、鉄道村が唯一人気がある場所だ。
 鉄道村に入ったが、日曜日なのに客が誰もおらず、スタッフ2名のみと閑古鳥が鳴いていない。展示物はかなり充実して見応えあるのだが、寂しい限りだ。
 その後かつて炭鉱があった辺りに遺構探しに行こうと思ったが、道路が除雪されておらず、断念。ちょうと山の反対側の美流渡にある万字線鉄道資料館に向かったが、何やら公民館のような建物で閉館している。結局朝日駅跡にある交通公園を少し眺め、栗沢温泉に向かった。けっこう泉質がいいという噂で行ってみたかった温泉だ。施設自体はもう旅館営業は止めあまりやる気のない感じであったが。お湯はツルツル感のある不思議な泉質であった。根強い固定客がいるので惰性で営業を続けているのであろうか。