どうしたらいいの靖国問題

 国家神道 と 神道 は似て非なるもの

 私の個人的思想は神道は享受するが国家神道は明治時代に作られたもので、一つの時代には国民統合のために機能したかもしれないが、基本的には日本の伝統でも何でもないと思っている。靖国神社も普通の神社になったとは言え、結局国家神道を継承し、未だに国家神道に近い何か国民の統合の思想が必要だと考えている人々のアジトになってしまっているので、私にとってはカルト宗教と同じぐらいの存在でしかない。
 またこんなこと書くと、ウヨウヨした友人の反論に遭うのでこの辺で止めておくが、極めて現実的な解決策を考えてみた。

  小泉首相と悪魔の契約をする

 参拝を断念した場合、小泉首相は公約を破ったことになる。まあ財界なんかはそれでよく苦渋の決断をしたと評価するであろうが、自民党の最もコアな支持者を裏切ったことになる。そこでスケープゴートを立てることを提案する。
 スケープゴート公明党か、首相経験者がいいであろう。まあ公明党は元々支持母体の創価学会靖国公式参拝には反対だし、何をやっても支持者が付いてくる政党だから何も恐れることはないが、ただ最もコアな自民党支持層の反公明、反創価感情を高め、連立政権運営に支障を来たす恐れがある。
 もう一つは首相経験者に小泉首相靖国公式参拝を断念させる猿芝居をやってもらう。首相経験者なら選挙で票の心配をする必要もないし、中曽根氏か森氏に嫌われ役をやってもらえば、保守系の団体もある程度黙らせることができる。
 これで日本の保守派を騒がせずに、何とかうまくできるのでは?

 それでもダメなら、靖国神社から神輿を出して、この神輿にはA級戦犯の御霊は招魂していませんということで、どこか適当な民営地まで運び、そこで小泉首相が私人として参拝するというのは如何か?