FNS25時間テレビ

 真面目に25時間テレビを見たのは久しぶり。昨年の27時間テレビの評判が良かったのに旅行中で見逃したので、今年はちゃんと観ようと気を構えまた。しかし明石屋さんま主演、栗原美和子演出のドラマは興味が持てず、早速パス。
 80年代末に「アナウンサーぷっつん物語」が「ギョーカイ君が行く」といった業界モノのドラマが流行したことがあったが、村上真理子の報道への異動の方がよっぽど面白いという現実の中で、業界モノのドラマがどれだけ意味を持つのか?9.11のテロが現実に置き、チープな映画が意味を持たなくなったとの同様。
 それにしてもフジテレビの内輪ネタ路線は健在ですな。村上真理子は確かに面白いが、露出し過ぎて食傷気味。しかし、みんなニコニコ愛嬌たっぷりの女性タレントの洪水に生まれている芸能界にあって、ああいうツンキャラは新鮮なのは確か。かつて女子アナが、どちらかというと教育に不熱心だったり貧しい家庭の子女が多かったタレントの隙間を縫うように需要が沸騰したように、芸能プロダクションから供出される素材に飽き足らずに自らキャラを育てようとする姿勢は相変わらずのフジテレビである。