また続けて映画を観てしまう。この映画は劇団ＭＯＮＯの劇作の映画化。私は、登場人物が少ないという理由だけで劇作をリメークした映画が好きだ。推理劇的に見ればトリックの面白みはないが、嘘と真実があいまみれた感情表現に面白みがある映画だ。

アイスランド出身のダーグル・カウリ監督。フランス映画風の作風かな。アイスランドの退屈な日常に生きる青年の話。テーマがテーマだけに画像も退屈なのだが、どこか感傷的になる作品。

最近は気付けば邦画か韓国映画ばかり見てるが、もともとはヨーロッパ映画が好き(基本的にハリウッド映画が好きでない)なのだが、札幌ではあまりやってないのだ。札幌では数少ないミニシアター系のヨーロッパ映画をよく上映している「蠍座」に行く。