2005-04-06から1日間の記事一覧

最後は本人の力

こうなるとすべて他力本願のようであったようだが、最後に本人の力量も触れておく。若い頃から芸能界で活躍していたタレントにありがちなバカっぽさが彼女には感じられない。きちんと高校に通わせたフジテレビや事務所の功績もあるが、何より彼女が知的好奇…

伝説

1997年以降、辣腕マネージャーの伊藤裕美の尽力もあり、テレビ番組のレギュラーを増やしていったが、不思議なことにどの番組も視聴率が良く、長寿番組となっている。彼女はどの番組でもアシスタント的な位置で、高視聴率は彼女の功績という訳ではないのだが…

残存者利益

彼女の転機となったのは1997年であろう。この年に「おしゃれカンケイ」のアシスタントになり、「たけしの誰でもピカソ」が始まり、「学校へ行こう」のレギュラーになっている。 実は業界にはおニャン子ファンだった人間が多く、そういった人間がディレクター…

事務所の存在

彼女の所属事務所「ソニーミュージックアーティスツ」のマネージメント力はあなどれない*1。商品であるタレントの価値の最大化、当たり前のことだが、この当たり前のことができない芸能プロダクションが多すぎる。ことに女性タレントに関しては「若さ」と「…

港浩一の存在

ご存知「とんねるずのみなさんのおかげです」のプロデューサーである。港浩一と言えばとんねるずと思われるが、夕やけニャンニャンの後番組「桃色学園都市宣言」の水曜日「抜弁天女学園」で彼女を主役に起用したのも彼であり、その後「とんねるずのみなさん…

渡辺満里奈はなぜ芸能界に19年も居続けられるのか。

かつてナンシー関や放送作家の町山広美が「なぜ芸もないのに芸能界でいいポディションを得ているのか*1」といったバッシング論を展開したことがある。どうでもいいことのようだが、女性タレントの10年後残存率0.5%といわれる中、プロダクション関係者や落ち…