今日から韓国に行きます。

 今年3回目の海外旅行ですが、韓国に行きます。新千歳空港から直行便がるので非常にラクですね。ヤマケン、シノハラ、佐藤(公)氏と一緒なのですが、私だけ1日早く出発。
 仁川国際空港からいつもはソウル市内に直行するのだが、今回は仁川市内も観光したいと思い、仁川市内方面のバス(リムジンでない安いバス)に乗り込んだ。仁川行きのバスは橋を渡るとすぐに新空港高速国道を下り、一般道をいかにも港湾都市と思える倉庫地帯を縫うように南下。驚いたことにバスは乗客を乗せたままガソリンスタンドに入って給油。こんなの日本では法令違反のはず。
 実はこのバスはどこを通るかわからず乗ったのだが、まあ日本の常識からすれば鉄道の駅を通らない訳はないのだが、実は確証はない。景色が倉庫から住宅や商店が増えてきたので市街地に入ったと確認し、アナウンスに耳を傾ける。しばらくすると「ド二ンチョンリョク」のとアナウンスがあったので慌てて下車。仁川はソウル以上に猥雑な雰囲気の街で、かなりアジアンチック。暫し散策した後、東仁川駅から1号線に乗る。一般に地下鉄1号線と乗り入れている線なのだが、地下に入るのはソウル駅直前なので地下鉄という気がしない。日本のE電やドイツ圏のSバーンみたいなものと考えて差し支えないだろう。東仁川駅の時刻表を見る限り、この路線には各駅停車しかなくかったるいなぁと思っていたのだが、知らぬ間に複々線になり、途中で別の電車に追い抜かれた。追い抜いた電車は見たところ地下鉄直通の電車と同じ色をしており、長距離列車でもなさそうだ。後で調べてわかったことだが、富平と竜山間で快速電車が運行されているとのことであった。
 とりあえず目的地は東大門市場なのでそのまま乗り換えなしで行けるのだが、それも能がないので竜山から1号線の支線の竜山線に乗り換えて遠回りして行くことにした。
ソウルの上野駅と言われる清凉里駅で降りるが、これが全くの期待外れ。近郊電車用の線路2本と長距離用の線路2本しかない全く閑散とした駅であった。長距離列車はこの2本で遣り繰りすているのであろうか?全く不可解であった。しかも竜山線の清凉里駅と1号線本線の清凉里駅は接続しておらず、改札を出ると切符が無効になる。仕方なく隣の回基駅まで行き乗り換え、東大門駅へ向かった。
 東大門でトッポキを屋台で食べた後、しばらく散策、その後高速バスターミナルに移動した。ここから釜山行きの高速バスに乗るのだが、けっこう混んでいて、午前1時30分発までチケットが取れない、2時間半も時間をつぶさないといけなくなり、食堂街に行きテンジャンチゲを食べる。
 ちなみにソウル−釜山間の高速バスは昼間は10分毎、夜でも30分毎に走っている。夜行バスでフリークエンシーを確保するという発想は日本にはない。