南野陽子 「GAUCHE」

 普段車で移動するときに聴く音楽って、少数のお気に入りの曲ばかりで、買っても聴いていない音楽を、時間の余ってるこういう時に聞くようにしてる。松任谷由実渡辺美里の古いアルバムは100円の価値しかないというのは既に定説化しているが、実際にクオリティーが低いわけではなく、たまに聴くのも悪くない。バブル期のユーミンのアルバムが端的であるが、年末に特設コーナーを作り、なんとなくみなが買っていくような雰囲気。彼らが今更二束三文で手放しているだけであろう。
 80年代末期から90年代初頭のアイドル(南野陽子工藤静香中山美穂浅香唯WINK)なんかも100円で手に入るが、少し前のアイドル物になると、CD が普及する以前のためか意外と高価。80年代末期は歌番組の衰退と自分の大学受験も重なりアイドルに関心がなくなっていた時代なので思い入れはない。ただ安いので聴いてみたりすることがある。
 同じく二束三文で売られているビーイング系やTRF等の小室ファミリー系はただでもも聴く気にならない。BOOK OFFの定員も大量に余っているこれらの中古CDの処分には手を焼いているのではなかろうか?