冷徹貫徹のアドレナリン

クルド人親子を強制送還=支援者「迫害の恐れ」と抗議
 日本で難民認定されず、都内の国連大学前で抗議の座り込みをしたトルコ国籍のクルド人アフメット・カザンキランさんと長男ラマザンさんらの支援者が18日、都内で記者会見し、2人が同日、トルコに強制送還されたことを明らかにした。
 支援者らは「カザンキラン家は国連から難民認定を受けており、迫害の恐れがある。強制送還は不当だ」としている。 
時事通信) - 1月18日

 ひどい!
っていう話は他の方々がさんざんしていると思うので、あえて強制送還を決定した入国管理官の立場を考えたい。
 あくまでも予想だが、入国管理官は苦渋の決断をしたのだろうか?私はそうとは考えていない。確かに私情ではかわいそうだと思ったかもしれないが、人間私情を抑えて職務を貫徹した時に、なんとも言えない満足感を得られるのである。何か人間が一回り大きくなったような錯覚さえ覚える。入国管理官の多くは、この快感の虜になっているのではないか?人を管理したり裁くような仕事をしたことがある人は経験あるだろう。人間なんとも恐ろしい。クワバラクワバラ。
 この快感の本質は何か?私も経験不足でよくわからない。どこかでハードボイルドやナチズムに繋がっているようで恐ろしい。