靖国参拝止めさせる話の続き

 昨日の話の続きだが、スケープゴート役は古賀誠になるのか?
彼も本気に首相の座を狙うようなったのか? ここで保守派に嫌われることを恐れず、現実的な国益にかなう発言をすることによって財界や官界からの評価は高まるであろう。
 まあ猿芝居のような気もするが、このまま民族的自己満足だけで実利のない強行保守論が闊歩しても何の得にもならないので、火消しは早い方がいい。

日本遺族会会長を務める自民党古賀誠元幹事長は2日、堀内派の総会で、小泉首
相の靖国神社参拝について「『近隣諸国はけしからん、内政干渉だ』というだけで
済むのか。
立場のある人の発言は、近隣諸国への気配り、外国への思いやりが必要だ」と述
べ、中国、韓国などの国民感情などに配慮するよう求めた。
 また、久間総務会長は2日、記者団に対し、靖国神社A級戦犯が合祀されてい
ることについて、「戦争に至った行政の責任者に首相が頭を下げるのはどうかなと
思う」と述べた。
(2005年6月2日  読売新聞)