札沼線

 今日は時間がるので久々にJR北海道の乗り潰しに出かけた。まあまだ暫く北海道に移動なので、最近はあまり乗り潰しを再開しないで来たが、近場の札沼線石狩当別以西が未完なので今日乗ることに。
 札沼線浦臼以西が特に本数が少なく乗りづらいが、新十津川側から乗ると攻めやすい。まず札幌駅11時発の特急でスーパーホワイトアローで滝川に向かう。12時15分発のバスまで時間があるので早昼を食べようと思ったが、滝川駅は予想以上に寂れていて駅そばすらない。駅前の商業ビルの1階にそば屋があったので、何とか食事にありつけた。しかも何とも寂れた商業ビルであろうか。テナントも駅そばに100円ショップにゲームセンター。開いたテナントは児童館みたいのを作って無理やり埋めている。
 駅の隣りにあるバスターミナルに移動し、12時15分発の浦臼行きのバスに乗り込む。バスの乗客は5人と閑散していたが、駅のある場所は街のはずれのようで、バスはしばらくして滝川の街の中心部に入り、高林デパートの前から乗客が大挙して乗車。バスは立客が出るほどの混雑となった。期末テストの時期なのか高校生も多い。バスは石狩川を渡り新十津川町に突入。多くの客に紛れて役場前で下車した。
 新十津川駅はちょっと判りにくい場所にあるが、以前車で新十津川を通ったときに駅舎を見に行ったことがあるのですぐに判った。1238に石狩当別発の単行気動車がやってきた。乗っているのはマニアらしき人3名のみ。しかも全員下車せずそのまま折り返すようである。私も札幌駅から往復してもよかったのだが、この列車は石狩当別での接続が異常に悪く、1時間も待たされるため、札幌駅を928に出ないといけないため、深川コースが賢明なのである。暫くすると深川駅からタクシーでやってきたと思われるマニア2名がやってきて、総勢6名の客を乗せて1256分定刻発車。期末テストの時期なので少しは地元の高校生の利用があるかと想像したが皆無であった。はたして新十津川駅の地元利用者は存在するのであろうか?
 予想通り途中駅での乗り降りはなく、4つ目に中札内で初めて地元の客が乗車した。その客は2つ先の浦臼で下車し、代わりに地元客が2名乗車した。浦臼は駅舎こそ立派だが、輸送段差らしきものは余りないようで、依然として悲惨な乗客数のまま運転。月形でやっと4名の乗車があり、月が丘で1名、中小屋で2名、本中小屋で1名が乗車し、北海道医療大学駅に到着した。ここから都市近郊区間に突入するが、隣りには4両編成の札幌行きの気動車が止まっており、既にそこそこの乗客が乗っている。それでも何人かの乗客(医療大の学生以外の何者でない)はこの単行の気動車に乗り込んだ。この列車は次の当別が終点で、結局隣に止まっている列車に乗ることになるのに謎な行動である。
 私はここでこの列車を折り、隣りの始発列車に移動した。この列車は見る見るうちに乗客で溢れかえり、発車した時はかなりの立客があった。当別-医療間をなぜダンゴ運転させるのかやっとわかった。もし新十津川発の気動車石狩当別駅で当別始発の札幌行きの列車に接続するようなダイヤを組んだら、医療-当別間は首都圏のラッシュ並の混雑になってしまう。
 医療発の列車は当別あいの里教育大で更に乗客が増え、首都圏の夕方のラッシュ並の混雑になってきた。大学生も試験期間中で帰りが早いからでろうか?