来場所の十両昇進力士の発表

 日本相撲協会は27日、愛知県体育館秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)の
番付編成会議を開き、十両昇進力士を決めた。
 新十両は白石(24)=本名白石信広、熊本県出身、三保ヶ関部屋=、雷光(27)=
山口肇、大阪、八角=、将司(21)=小野正仁、青森、入間川=、大雷童(25)=山
口智史、福岡、高田川=、把瑠都(20)=カイド・ホーベルソン、エストニア、三保
ケ関=の5人。把瑠都は史上3位タイ(年6場所制となった1958年以降に初土俵、幕下
付け出しを除く)の所要8場所でのスピード出世。白石は所要9場所。琉鵬(28)=浦
崎桂助、沖縄、陸奥=は再十両。 

 先場所は十両で東6枚目で全休の追風海、西6枚目で3勝12敗の和歌乃山、西10枚目で5勝10敗の金開山、東13枚目で6勝9敗の千代天山、東14枚目で6勝9敗の千代白鵬、西14枚目で4勝11敗の須磨ノ富士と幕下陥落が決定的な力士が6名もいたため久しぶりに大量の新十両誕生となった。
 話題の把瑠都をはじめ、白石や将司も注目して行きたい。