富良野線/留萌本線潰し

紀行

　私が札幌にいる時間もそうは長くないであろう。北海道にいる間にやっておこうと思っていたJR北海道の完乗をそろそろやらねばならない。そもそも乗り鉄的な行為はあまりやりたくない私は、何か別の目的の旅行に絡めて乗り潰してきたがそうも言ってられない。現在の未乗区間は以下の通り

根室本線　東釧路−根室
釧網本線　網走−原生花園
富良野線　旭川−富良野
留萌本線　留萌−増毛

　今回はそのうち富良野線と留萌本線を潰すことに。

札幌→富良野

  • 中央バス　札幌駅BT 9:20→12:11富良野BT

　根室本線の滝川−富良野間は異常に本数が少ないので、富良野までは高速バスで移動。高速バスは酔うので読書ができないのが難。とりあえず音楽を聴きながら居眠り。
　マイカーで札幌から富良野に行く人は、三笠から国道452号線に抜けるのが常道になっているが、高速バスは赤平や芦別へのアクセスも兼ねているため、滝川ICから国道38号線を経由する。赤平や芦別には中央バスの古びたターミナルがあって、そこを経由する。赤平−芦別といった区間利用があるのも面白い。首都圏の高速バスは末端区間は降車専用にする場合がほとんどなので、面白い。
　富良野では道路上で客を下ろす。ここは中央バスのエリアではないので、小さな待合所があるのみ。

富良野−旭川

　富良野駅で愛想のないおばちゃんがやっている駅そばで昼食。富良野駅に気の利いたレストランでもあるかと思ったが、期待外れであった。

　富良野線のDCは高校生で席が埋まる程度の乗車率。高校生の下校時刻には少し早い気がするが。高校生は中富良野と上富良野でほとんど降りてしまい、車内は一時空いてしまった。美瑛から先で少しづつ乗車はあるものの、富良野駅を出発した時が最も乗客が多かった。
　西神楽駅から先は国道237号線とぴったり併走する。ヨーロッパの路面電車の専用線区間のような趣きだ。

旭川−増毛

　今日は朝からそばだけで腹持ちしないので、旭川駅のロッテリアで腹ごしらえと読書。


　増毛行きのDCは旭川駅着15:05予定の上川発の普通が遅れたので5分遅れで出発。深川駅で26分も停車するので影響はないが。深川駅では私を除いて全員下車し、まったく乗客が入れ替わってしまった。直通運転の意味はあまりなさそうだ。かわって特急電車からの乗換客と地元の高校生で30人ぐらいの乗客を積んで出発。留萌までの直通客もけっこう多いが、留萌で私の他2名を残して下車。2名が乗り乗客5名の状態で終点増毛まで運行。
　初乗車区間だが、海から吹きつける吹雪で外の景色は全く見えない。ただすぐそこに海があるという気配があるだけ。