大相撲から転身し活躍したテンタさん急死

 大相撲から全日本、WARで活躍したジョン・テンタさんが7日(日本時間8日)、白血病のため米テキサス州フレンズウッドで死去した。42歳だった。2年前に体調を崩してからはリングを離れ、入退院を繰り返していた。
 カナダ出身のテンタさんは、85年に大相撲の佐渡ヶ嶽部屋に入門。琴天太、琴天山のしこ名で3場所連続優勝を飾り、幕下43枚目まで出世した。だが87年に突然引退し、全日本プロレス入り。196センチ、158キロの巨体を生かしたヒップドロップを得意技に活躍した。その後米国ではWWEの前身WWFでタッグ王座を獲得したほか、WCWにも出場。日本のSWS、WAR、UWFインターにも参戦した。
 同じ大相撲出身の天龍源一郎(56)は「若すぎる。いつもニコニコと人懐っこい笑顔が忘れられない」と突然の訃報を信じられない様子。全日本時代からつながりが深い。天龍が91年にWWFに遠征した際には、既に一流選手の仲間入りをしていたテンタさんが身の回りの世話を務めてくれた。レスラー仲間にも「オレの大相撲の先輩だ」と紹介するなど敬意を持って迎えてくれた。逆に天龍も92年にテンタさんとWWFの契約が切れると真っ先に声を掛けてSWSに参戦させるなど気に掛けていた。
 天龍は「7月27日のWAR復活大会にも呼びたいと話し合っていた。本当に寂しい」と無念そうに話した。当日は追悼の10カウントゴングなどのセレモニーも考えるという。
 6/9 日刊スポーツ

 相撲ネタというよりプロレスネタか?
彼は大相撲では関取にもならずにプロレスに転進している訳だが、彼の序ノ口からの連勝記録が未だに破られていないことは忘れてはいけない。
 お悔やみ申し上げます。