政治家ブログのコメント欄って酷い

 最近政治家の方々でもブログを開設される方々が増えてきて、それ自体はよいことだと思います。
しかし政治家ブログのコメント欄が炎上するケースが多々見られます。宗教右翼による組織的嫌がらせだとか、単なるネタだとか諸説ありますが、その厨房度の酷いこと。
 政治家のみなさんは、いちいちコメントを見ているのかはわかりませんが、組織犯だと無視しているのか、あまりにも厨房が増殖しているとまじめに危機感を感じているのか?少なくとも世の中が思ったより右傾化している錯覚に駆られ、政策を右に修正しないと選挙で勝てんと本気で思う政治家はいないとは思いますが。

民主党衆議院議員 長島昭久 Biog 靖国に弥栄あれのコメント欄

http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/cmt/b3c524d6c943288eec3c2737d5e954a6
 韓国とだけは友好的になってほしくない。民主党売国奴政党だと、長島議員の韓国訪問を批判する記事が列挙されております。個人の嫌韓意識を政治家が汲み取ると思っているのでしょうか?長島議員も余りにも低レベルな書き込みばかりで呆れてていると思います。
 私はレームダック化する盧武鉉政権中枢の政治家でなく、保守系野党ハンナラ党の政治家とのパイプ構築に腐心した長島議員を評価しております。韓国国内にも様々な世論がありますから、その辺の臭覚を聞かせて日本の国益に適うパイプを作るのは重要です。野党外交にしてはいい仕事しているのではないでしょうか?

自民党衆議院議員 原田義昭 Blog 遺族会も「分祀論」検討か のコメント欄

http://www.election.ne.jp/10375/archives/0003703.html#comment
 若者たちは、ネットや小林よしのりの本であの戦争は避けられなかった戦争で、A級戦犯という概念は存在しないと知っている、逆に遺族会の人こそネットを見ないからマスコミのウソ記事を信じていると、戦災遺族より若者の歴史観の方が正しいと主張するコメントが記載されております。
 小林よしりんの本を読むのは結構ですが、それだけ、或いは最初から自分の考えに近い本しか読まないで知識を蓄積されて知ったかぶりされるのは困ったものです。
 中国の言い分を聞くことは中国の属国になることだ。中国は敵国であると認識せよ。また観光客誘致のための中国人への日本入国緩和を批判するコメントが散見されます。
 外国の友好的になり、相手の言うことを飲むとことが属国とあるというのは、日米関係で相当トラウマを抱えているのでしょうか?確かに中国は日本にいろいろ意見してきていますが、対米と違って日本に弱みはありません。日本にプラスになることなら握手して、そうでないものはノーを言えばいいだけではないですか。対米関係みたいに、日本にメリットのないことでも渋々受け入れざるを得ないことは何もないはすです。靖国問題で中国に妥協しようという考えが日本にあるのは、その方が経済的メリットが大きいという考えでしょう。それには賛否はありますが、結局日本の問題ではないですか?
 またこういう方には中国からの観光客誘致に必死で取り組んでいる地方の観光地を視察に行って欲しいものです。それでも中国からの観光客を誘致する地方の人を批判するのでしょうか? それでも批判したいなら町役場や観光協会にどうぞ抗議に行けばいいと思います。