ワールド・トレード・センター

 待ち合わせ時間まで時間があったので、吉祥寺で映画を観る。
 この手の映画は演出が難しい。何しろ事実が余りにも衝撃的すぎるので、それをモチーフにしてもそうしても陳腐に見えてしまう。敢えてリアルには見ることの出来ない瓦礫の下の光景にスポットを当てる形で、この映画は見ごたえのあるものになっている。