いじめ問題なぜ深まらない?
連日いじめ問題に関する報道が為されているが、騒いでいるだけで、何が問題で、何をどうしたいのか?その為に何をしなければならないのか?まったく議論されないのはなぜか?ただ自殺した子供かわいそう話と、教師や教育行政バッシングに終始しているだけで。
この問題で騒いでいる人は、教師や教育行政バッシングのネタが欲しいだけで、問題解決には無関心では?との疑いもかけたくなる程不自然な感が否めない。
私もいじめ問題は論点が絞れない。疑問点が多すぎて。
疑問点
- そもそも最近のいじめと昔のいじめどこが違うの? いじめは昔からあったけど。
- 今のいじめは陰湿という人は多いけど、具体的にどのようないじめを指して陰湿なの?
- 確かにいじめ自殺は最近の現象だが、それはいじめの陰湿化が原因なの? 簡単に自殺を選択させてしまう原因が他にもあるのでは?
- 昔からいじめは存在したが、撲滅しようと誰も行動しなかったのはなぜ。
- いじめをこうやって失くした、克服したという体験談が余り出回らないのはなぜ?
- いじめを物理的に排除することは可能かも知れないが、いじられっ子が自らの力でいじめを克服する余地を残しておかないと、将来またいじめられるだけで、いじめられない子にならないのでは?
- もっとも周囲に迎合し自分を個性を殺すくらいなら、いじめらっ子のままでも構わないという選択肢もあっていいのでは?
と疑問は尽きない。
ちなみにいじめを克服する方法という話も聞いたことがない訳ではない。ベタないじめ克服法としては「空手を習う」とかね。小中学生の世界で強い子がいじめられることはまずない。
教員をやっている先輩から聞いたクラスのいじめ問題解決法として、いじめっ子を職員室に呼び出して、複数の教員で取り囲んで威圧的に攻め立てる(いじめる)という手法が効果的という話を聞いたことがある。本当に効果があるなら、こういう療法も必要なのか?