教育改革理解進まず 安倍政権、外交・安保は評価高く

 アジア外交(52.5%)、北朝鮮問題への対応(52.1%)では評価する人が半数を超る一方、教育改革も「評価しない」(39.7%)が「評価する」(32.2%)を7.5ポイント上回り、有権者の理解は進んでいない。安全保障問題でも「評価する」(33.6%)が「評価しない」(27.4%)を上回った。
 今後の安倍政権に期待することは「北朝鮮問題の解決」(21.1%)が最も多く、次いで「経済格差の是正」(12.2%)、「中国・韓国との関係改善」「教育改革」(12.0%)、「景気対策」(10.5%)、「社会保障制度改革」(10.2%)の順。「憲法改正」は2.8%にとどまった。国民が景気回復を「実感できない」(85.0%)という現状も改めて浮き彫りになった。
 産経新聞/IZA!

 産経新聞としては面白くない調査結果でしょうね。安倍政権の真正保守的な政策が余り支持されておらず、アジア外交など小泉路線を修正し協調路線に舵を切った部分が評価されていおるのですから。
 産経新聞読者層の世論が異端であることが改めて証明された結果だが、世論誘導せずに正直にこの結果を出した産経新聞を私は評価したい。
 もっとも産経的な世論は過去何十年も異端であり続けたところを、ここ数年主流化したような錯覚が生じただけなのであろう。むしろ産経新聞は異端というポディションが似合っており、良くも悪くもそのまま異端路線をひた走って欲しいと思う。