誰が不安を煽っているのか?

 踊る新聞屋さんのブログから、自民党山内康一議員のエントリー 「凶悪化する少年犯罪」のウソ を知る。

「昔は良かった」的な論客は、昔の少年は倫理観があって、今の少年は全然ダメだ、心の教育が必要だ、みたいなコトを言いがちです。
教育については、単なるノスタルジーや感情論に基づく政策論争が多すぎるように感じます。
教育改革も、少年犯罪対策も、統計に示されている客観的事実を踏まえた上で議論を進めていく必要があるのではないでしょうか。
誤った情報や誤解に基づく政策論争は、政策論争を不毛にし、政策の質の低下につながります。

素晴らしく冷静な思考。こんな議員さんが自民党にもいるのかと嬉しくなりました。
新人議員で発言力もなかなかないかも知れませんが、自民党の新人議員の中にはバカみたいな大きな声で真っ赤な嘘の犯罪不安を煽り青少年バッシングを繰り返す稲田朋美みたいいかれたフェミウヨもいます。ぜひ一喝して下さい!
そもそもなぜ多くの人間がこんなアホらしい意見に流されるのか?どうも単独犯でなく複数の犯人が共鳴しているからのようだ。

  • 犯人1:政治家:治安不安を保守主義への支持のネタに利用したい。その為に治安不安を煽りたい。
  • 犯人2:マスコミ:マスコミはそれ程恣意性はない。犯罪が多いほうがニュースのネタが尽きない。一部マスコミは政治家と共犯関係にあり、保守主義の支持拡大を意図する。
  • 犯人3:警察当局:治安不安により警察予算を確保したい。財政再建の聖域化したい。