北海道―中川昭一比例復活もできない可能性が高い

 前回の選挙は北海道民であった小生。北海道は郵政選挙の時にまったく小泉フィーバーが吹いていなかった特殊な地域であったため、私は全国の空気を読めずに選挙予想をまったく外してしまったのだが。ただでさえ自民党が弱い北海道は、今度の選挙はどうなるのか?

 小泉旋風などどこ吹く風で、前回でさえ自民党より民主党が得票した北海道。ドント式で
民3 自3 公1 大1 であったが、今回は恐らく 民4 自2 公1 大1

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 直近の調査ではすべての選挙区で民主党がリードの報告もあるが、その中で接戦と言われているのが5区の町村信孝VS小林千代美自民党大物議員の中では武部勤は当選絶望視、中川昭一も相当苦戦している。5区の次に接戦なのが実は7区と言われている。自民党が新人の伊東良孝民主党が現職の仲野博子
 今回のように民主党に強い追い風が吹いている場合、前回選挙区当選した民主党議員は無条件で当選確実と読むのが普通だが、5区は前回の自民党候補が悪すぎたことと、自民党の伊藤良孝が前釧路市長で高い知名度があることを考慮しないといけない。
 5区で町村氏が勝たない限り、実は中川昭一は比例復活もできない可能性が高いというのが現実である。