東京―社民党保坂展人は国会からさよならか!!

 東京の選挙区も民主党優位の展開で、自民党は相手が民主党でない議員は優勢で、民主党相手にリードしているのはどうも平沢勝栄だけのようだ。

比例区は 前回、自民7 民主6 公明2 共産1 社民1。ただし自民は本当は8議席取れたのだが、候補者不足で1議席を社民に譲った。
今回は民主8 自民6 公明2 共産1が妥当。場合によっては民主が9議席取って、自民か1議席減る可能性がある。
 民主党は今回比例単独候補を8人用意しているので、小選挙区民主党が1敗のみだった場合でも候補者不足にはならない。

 前回棚ぼた当選社民党保坂展人はさすがに小選挙区石原伸晃を下す程の勢いはないし、さりとて社民党比例区で1議席取れる勢いもない。
前回は334千票取れば比例区で1議席取れるところ、社民党は約301千票だった。今回も投票率は高いであろうから、党勢を考えれば厳しいと言わざる得ない。
 同じく新党日本も前回は290千票で、もう少しで議席に届くレベルではあった。ただ前回は小林興起氏の個人票もあったし、田中康夫党首の応援もあった。今回は田中康夫は自分の選挙で手いっぱいであろうからなかなか厳しい。ただ下村博文は大臣経験者とは言え石原伸晃ほどは強くないので小選挙区で勝つ見込みはないとは言えない。
 今回の新聞報道を見て、民主党が勝ちすぎてよくわからない比例単独候補を国会に送り込むより保坂展人有田芳生を国会に送った方が役に立つと思って、民主党支持者の中でも比例は社民か新党日本に切り替えようという選択投票をする人も出てくるではあろうが、民主党は組織選挙ができない党なので、党本部の支持で戦略的票分けみたいのは難しい。
 保坂議員などは独自の活躍をみせていただけに残念である。