黄禹錫教授の論文捏造事件について

 私は韓国や中国のネガティブな記事を引用して哂う「反中」「反韓」サイトはマスターベーションを楽しむ下等人間の所作として軽蔑しているので、この話題もそういった低レベルの人間と同一視されたくない思いから触れないつもりであったが、ちょっと触れてみる。
 黄教授の研究に捏造の疑いはあると報じたのは韓国MBCの「PD手帳」という番組であったが。この報道に対し抗議が殺到し放映は1回で終了、他のMBCの番組までスポンサーが降板するという自体まで発展したようだ。
 この国の"Too Much Patriotism"がこの教授を不必要なまでに英雄化し、政治がそろを利用した構図が垣間見れる。韓国民には自国の"Too Much Patriotism"がいかに醜いか客観視できるいい機会になったのではないか。そして自国の尊厳に傷がついても真実を伝えようとしたマスコミが存在し、外国のマスコミや研究者に偽造を暴かれなかったことを不幸中の幸いと考えた方がいい。
 日本も自国が敢えて醜い"Too Much Patriotism"に陥らないように身を律する機会だ。