耐震偽装問題 政治家の関与は明らかにしなければならない。

 国会を傍聴していた偽装マンション住民がインタビューで「偽装の問題でなく、政治家の関与の質問ばかりで、政治的駆け引き*1に利用されている。」と不満を述べていた。直接の被害者がそういう気持ちになるのはわからなくはないが、偽装の問題はオジャマモンが答えようとしないから質疑しても進まないわけだし、むしろ司法の場で明らかになるであろう。
 国会の証人喚問なのであるから、質疑が政治に傾斜するのは止むを得ない。私としてはルール違反をする企業を甘やかす政治を断ち切る意味で、この件は確りけじめをつけてもらいたい。企業献金という制度が温存されているのが問題だという意見もあるが、その問題の解決は一朝一夕には行かないので、まずは政治家が意識を変えなければいけない。

*1:公明党佐藤茂樹議員が民主党永田寿康議員を批判したことを指すのであれば、あれは全く偽装問題と関係ない駆け引きであるが