奈良県少年補導に関する条例

まあこういう法律が賛美される情勢は肌で感じるのではあるが……。
 ちょっと加勢の過ぎる条例ではないか?
http://www.police.pref.nara.jp/ikenbosyu/shounenhodoujourei/pdf/060220-3.pdf
 
 深夜の外出や外泊といった家庭教育の領域まで法制する必要が本当にあるのか?

 元来、法令や条例で禁止されてきた行為。未成年の飲酒・喫煙、有害図書の購入。これらは従来の法令では未成年を保護として法制化されたものであり対象とし罰則規定がなかったのであるが、今回条例では取り締まりの対象となっている。趣旨が大きく変わったとも言える。
 もう少し冷静にこれらの条例の可否を論じたいのであるが、尾崎世代の私には生理的嫌悪感が先走ってしまう。
 これからは、不良の世界を歌ったような歌詞、「不良がちょっと格好いい」という世界観は抹殺されてしまうのであろうか?