大岳鍾乳洞から檜原村千足へ

 今日は桧原村の本宿から浅間尾根の古代甲州道中を辿ろうろ武蔵五日市駅に向かった。五日市からのバスは国際交流団体か英会話学校のイベントか知らないが、英米人男性と日本人の30人ぐらいの集団で超満員。確かにバスは数馬という方向幕のバスを掲出していた筈なのに、バスは上養沢方面に向かっていった。
 引き返すことも考えたが、トラブルを受け入れる気持ちで急遽予定を変更し、大岳鍾乳洞から檜原村千足に向かうコースに変更。大岳鍾乳洞への道はハイカーはまるで見かけないが、頻繁に鍾乳洞に向かう自動車に抜かれる。バス停から20分ほどで鍾乳洞に着くと、そのには廃屋寸前のボロ小屋に今にもお迎えが着そうなお婆さんが一人鍾乳洞の切符を売っていた。今日はとても忙しく、お婆さんも嬉しそうだ。しかし鍾乳洞の中は渋滞気味で、体験気分は味わえなかった。
 大岳鍾乳洞から更に山に入り、車道から山道に変わって暫く谷を詰めると大滝がある。大した滝ではないが、暑さを紛らわしてくれる。更に沢つたいに登ると、二股の沢の間の尾根を登る道に変わり、急な坂を一気に馬頭刈尾根に登る。
 ここからつづら岩まではなだらかな尾根道が続く。つづら岩から一気に急斜面を下ると綾滝がある。水量豊かな豪快な滝だ。そのすぐ下流に天狗滝があるが、この滝は滝壺が広い池状になっており更に豪快な滝だ。そこから暫く下ると舗装された柳川林道になり、15分くらい下ると千足バス停に到着した。
 本来なら数馬の温泉に行くつもりであったが、仕方なく五日市でバスに乗り換えて「つるつる温泉」に行くことにした。温泉につくと上養沢で分かれた外国人と日本人総勢30人の団体にまた遭遇。温泉は洗い場待ちの行列ができる程の混雑だった