揺れる「メリー・クリスマス」米で復活相次ぐ

 「キリスト教徒以外への配慮を欠く」として、「ハッピー・ホリデーズ」などと言い換える傾向が強かった「メリー・クリスマス」という言葉が今年、米国で顕著に復活している。多民族国家として、少数派の文化や宗教の尊重を強調する「多文化主義」に対する揺り戻しが起きている形だ。
 産経新聞 ロサンゼルス=松尾理也

 アメリカの保守反動の話?いやちょっと待て。いくら多文化主義とは言え それにしても、キリスト教徒が人口の1%程度しかいない日本でも普通に「メリークリスマス」という言葉が飛び交うのに、アメリカで、「メリークリスマス」を言わないのは行き過ぎじゃない?と日本人的には思う。まあ商業主義化した日本のクリスマスしか知らない立場から言っても重みはないが。
 最近の日本の保守派は偏狭だなと思うことが多いけど、キリスト教徒でもない日本人が挙ってクリスマスだと騒いでいても苦言を言う保守派はいないし、「正月に神社に行け!」などと言う保守派もいない。日本の保守派って意外と寛容なんだなと思ったりもする。