与党ボケ

 すいぶんガッツリ落ちましたね。支持率。
福田内閣ばかりでなく、自民党の支持率も。

 まあムリもないですね。
 理由は、年金、防衛利権、薬害肝炎、改革後退、族議員の跋扈、増税議論、官僚主導への回帰。いろいろありますが、共通しているのはリーダーシップの欠如でしょうか?
 この2ヶ月程の福田内閣の動きを見る限りで、この結果は予想できました。閣僚や野党幹部の方々は「このままではやばい」とは思わなかったのでしょうか?
 政権与党がやるべきことをやらないようなら、常に野党転落の危機が迫っているという緊張状態を担保するのが二大政党制の最大のメリットなんですが、政権交代が可能かという議論は別として、緊張感を担保できる状態にはかなり近づいているような気がします。ただ与党の方々がボケて感じ取れていなのではないでしょうか?
 選挙対策プロパガンダとして与党議員が「民主党には政権担当能力がない!」と鼓舞するのは構わないですが、鼓舞して自己洗脳されるのは相当危険なのではないでしょうか。既に政権交代はいつでも起こりうるという認識に改めないと、本当に政権を失うかもしれません。