ガソリン税暫定税率問題で与党は環境派と連携?

 『ガソリンには高い税金をかけるべきだ!』という意見の方いません?
私の友人にもいるのですが。彼はとにかくマイカーを敵視する公共輸送機関至上主義者で、全国のLRT推進運動に名を連ねているのですが…。他にもいわゆる環境重視派にこのような意見があります。
 ガソリン税値下げが支持を集めているようですね。

 この事態を打開するには、与党は環境派や公共輸送機関重視派と連帯するしかないかも知れません。
さっそく自民党内でこのロジックを使う動きが散見されてきました。

 



ただ重大な落とし穴があって、与党は1万3000キロの道路整備が必要としている点。当然道路が整備されれば、自動車の需要は誘発されます。環境重視派はそう簡単に与党案を評価しないでしょう。
 潤沢な道路特定財源で地方都市の軌道系交通機関や路線バスの維持に使用しますと言えば、支持する環境重視派も出てくるかもしれませんけど。
 ただ自民党的には前者は地元ゼネコンにメリットがあるので乗れるが、後者はメリットがないので選択肢に遡上しないでしょう。