福田総理は自民党寄りマスコミの世論調査を鵜呑みにして解散カードを切るべし

 福田改造内閣が発足して、早速マスコミ各社の世論調査が発表された。これがまた支持率が急上昇した調査から、横ばいで改造効果が出てない調査まで結果がバラバラ。

 基本的に現政権に好意的なマスコミほど高い支持率を、批判的なマスコミほど低い支持率を出している。非常にわかりやすい傾向だが、これでいいのか?
 一日も早い自公政権の終焉を願っている人は、早期解散を望んでいる。ただし、内閣支持率が低い状態では解散は遠のくばかり。民主党は国会論戦で自公政権を追い込む作戦だが、追い込んで内閣支持率が下がれば却って解散が遠のくジレンマに直面しお手上げ状態である。
 自公政権を終焉させるには、支持率がちょっと上がって、福田総理が勝負に出るような環境を誘発するしかない。そのためには、福田総理が勘違いするような恣意的に高い支持率をマスコミが発表することが求められる。
 もし読売新聞の世論を福田総理が鵜呑みにしてくれると、これほど有り難いことはない。奇しくも大勲位中曽根元総理内閣改造を評価し、早期解散をプッシュしている。

福田総理にはぜひ大応援団のみなさんの意見を鵜呑みにして解散カードを切ってもらいたいものだ。