来日外国人の質の悪さは日本の責任

 ゼノフォビアを煽る言論がネットでは溢れている。実際に在日外国人は増えて、接触する機会が増えているから、外国人にまつわるネガティブな話題をかき集めれば、いくらでもゼノフォビアを煽るネタなどできてしまう昨今である。
 ただどの言説に共通して欠けているのが、不良外国人ばかり来るのは日本にも問題があるという点である。その典型が留学生である。文部科学省が留学生30万人計画と息巻いているが、お世辞にも成功しているとは言えない。
 高山正之とう某三流大学の木っ端教授がくだらないことを書いているが、まさに留学生の質の悪さを言っているようで、日本の教育の質の悪さを言い当てているから面白い。

舐められるんじゃあない/高山正之(ジャーナリスト)
2008年11月17日 VOICE
私立大学でちょっとのあいだ教鞭をとったことがある。教室に行って驚いたのは、やたら中国人留学生が多いことだった。日清戦争のあとも多くの留学生が来た。ダメな中国を何とかしたい、と秋瑾のような女性もいて必死に勉強した。1世紀を越えて再びやってきた留学生の質ははるか落ちていた。代返は当たり前、試験をやればほぼ全員カンニングする。
  アルバイトはやり放題、そのために定期券を不正利用する者も多かった。ダメな中国そのままの印象を受けた。留学生も英語は必須だが、それを日本語授業に振り替える案を大学が出してきた。彼らにとって日本語がすでに外国語だから英語までやらせたら負担が大きいというわけだ。
  しかし米国に留学したってフランス語など外国語は必須でついてくる。外国人学生だからといって甘やかしはしない。ついていけないなら大学をやめればいい。しかし教授会もこの可哀想論を入れて英語の授業は消えた。中国人留学生はますます楽になってアルバイトに勤しんでいる。  
 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20081117-02-1401.html


本人は「外国人に舐められるな、甘やかすな」といいたいのであろうが、どう読んでも不良留学生しか集まらない日本の三流私大の悲惨な風景を述べているにしか見えない。
中国の優秀な若者は、まず欧米に留学し、日本に留学に来る時点で各落ち。三流私大に至っては入学定員を満たすために、就学意欲が薄くほとんど就業目的の外国人を受け入れている始末である。
これはほとんどアカデミーのレベルが低く優秀な人材を集められない日本の個別問題ではないか。レベルの低い国にレベルの低い外国人が集まるのは当然の話である。