博士の愛した数式

 ホリエモン事件に食傷気味なので、映画でも……。
無機的に見える純粋数学がとても人間的に見える。それは博士という人間を通じて。いや純粋数学そのものが人間的で、博士という人間とヒューマニック・ハーモニーを奏でているようであった。
 どこか自分の少年時代とオーバーラップする映画であった。
 深津絵里の出ている映画は「きらきらひかる」以来観てなかったけど、見ているけど、いい女優になったなぁ。老けたけど…。水原里絵時代からは想像もできない。