2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カヌートリップⅡ

朝食後、少し湖畔で水慣らしをして、朝9時ころカヌーをワゴンに積んで源流部に移動。いよいよ釧路川下りのスタートだ。 源流部分は昨年の5月にも下ったことがある部分だ。この区間はカヌーやトレジャーボート等のメッカで夏休みということもあり、混み合って…

いざ屈斜路湖へ

今日から休みを取って釧路川のカヌーツーリングに行ってきます。 釧路川は昨年の5月に源流部から美留和大橋までと塘路湖から岩保木水門までを下ったのだが、今回は源流部から細岡まで、3泊4日で下るロングツアーだ。前回もお世話になったガイドステーション…

まとめ

自民党が早く党内改革できるか、民主党が政権担当能力をつけるか、どっちが早くできるかが、この先3年の政治的焦点であろう。

民主党は負けにくい政党

マスコミ報道を見ていると自民党が圧勝し、民主党は現有議席割れさえしそうな勢いだが、自民党が看板は改革であるが候補者の改革ができていないところで失点をしている。候補者改革で2歩リードしている民主党は足腰が強くなっている。支持率が低くても追い風…

今からできることはただ一つ。

小泉自民党が下野せずに自己改革し政権を維持する方法はあるにはある。今回の選挙で地方で自民党が敗北し地方選出のベテラン議員を落選させ、都市部で自民党の若手候補や刺客候補が民主党を破って当選することである。もしこれができれば自民党の新陳代謝は…

退路を断った自民党

小泉自民党の手法はある意味、非主流派の切捨てである。あそこまで徹底すると自民党内に非主流派が存続する余地がなくなる。これは自民党の純粋化であると同時に、これまで自民党に活力を与えてきた擬似政権交代システムの放棄にもつながる。このシステムが…

民主党による擬似世代交代 

そこに目をつけたのが民主党である。自民党の高齢化し弱った候補者に生きのいい若い候補者をぶつけた。また政治を目指す若手官僚や松下政経塾出身者なども立候補するチャンスのない自民党を諦め民主党から立候補するケースが相次いだ*1。基礎票で自民党が圧…

小選挙区導入後の自民党人材の硬直化

また自民党に活力を与えていたのものに中選挙区制度と派閥がある。中選挙区時代は例えば4人区で自民党が2人当選できるような選挙区で、現職2名の派閥以外の派閥がもう1名候補者を立て、3人で2議席を争う構造ができた。その中で弱った現職が落選し新人が当選…

自民党による擬似政権交代

自民党はある意味政権政党であれば他はなんでもありのバラエティ政党である。正確には過去形を使うべきかもしれないが。少なくとも自民党内にいろいろな意見、いろいろな利益代表、いろいろな政治手法が混在し、その時々により様々な勢力が主流派になったり…

自民党による擬似政権交代と民主党による擬似世代交代

本来政権交代というのはある政党から別の政党へ、世代交代は政党内で行われるものである。この構造にねじれが生じているのが現在の日本の政治である。

旧保守主義者はどうすればいいのか

旧来の利益誘導待望論者は、小泉自民の急進的な舵取りで行き場を失う。これは大いに結構なことである。しかし「刺客作戦」や「ホリエモン擁立」は日本の穏健な保守主義者で快く思う人は少ないであろう。穏健な保守主義者というのは極めて現状肯定的なので、…

マスコミによる安易な落下傘候補賛美論

私が小泉流をセミプロ流と言って評価しないのは、「郵政にYesかNoか」が安易というのは昨日申した通りだが、落下傘候補賛美論も?である。テリー伊藤などは「落下傘候補を批判するのはおかしい。イギリスはそういう仕組ができている。日本の有権者が意識を変…

分水嶺というものがある。

だた現状では分水嶺が近いという見方もある。さすがにほりえもん擁立は危険である。これまで小泉支持を標榜していた政治評論家やジャーナリストも、ここまでやってしまうと小泉手法を弁護する言葉を捜すのが難しくなってくる。そもそも安易な著名人候補の擁…

小泉手法について

2005年7月の解散以降の小泉内閣支持率の急騰は第2次小泉ブームとも言えなくない。これまで小泉人気を支えてきた若年層や女性に加え、これまで一貫して自民党政治を批判してきた政治評論家の中にも今回は完全に小泉支持を標榜している政治評論家が増えてきて…

擬似「政策論争」に踊るのはセミプロマスコミ

マスコミは2大政党が一つの政策について意見を分かち、それを基準に有権者が候補者でなく党の政策で投票するという選挙スタイル。曲がりにも小泉首相が持ち込んだ「郵政民営化にYesかNoか」で投票するスタイルが、欧米の近代選挙に近い教科書通りのスタイル…

マドンナ作戦に踊るアマチュアマスコミ

今まで散々いろいろな政党が使ってきた手法なのに飽きずに飛びつくマスコミ。マドンナ作戦以外にも著名人候補を引っ張り出してマスコミ受けを狙う作戦のようである。ワイドショーや3流マスコミが飛びつくのは仕方ないとして、新聞やニュースまで馬鹿騒ぎ。プ…

小泉マドンナ作戦は空回り必至

自民「女性の華」頼み 比例1位、反対派選挙区 擁立急ぐ 自民党分裂選挙となった総選挙で、小泉純一郎首相(党総裁)や執行部が女性候補 擁立を急ピッチで進めている。総選挙の準備期間はわずかしかなく、郵政民営化関連 法案の衆院採決で反対した前職との選…

元々民主が強いところで民主が退潮し、逆に自民党王国に民主が風穴を開ける可能性。

とは言っても愛知県ふだけは自民党は手も足も出ないが。

自民100年帝国の選挙区でよもやの敗退

小泉ブームは都市部の局地風に終わる。小泉改革は地方切捨てのイメージが拭えず、支持は広がらないだろう。まだ自民党候補者も地方で受けの悪い改革を声高に主張もできず、かと言って今さら利益誘導丸出しの旧保守的なリップサービスもしにくい。はっきり言…

都市部で小泉ブームの追い風で議席復活の選挙区あり

ここ直近の小泉支持率急騰の原動力は都市部にある。都市部で敗走を続けていた自民党が都市部で挽回するチャンスである。しかし、議席を奪回できる選挙区は限られている。自民党が連敗を続けている間に民主党候補が磐石な基盤を築いてしまい、自民党が候補者…

自民党は勝てない!自民党は都市部で復調するが、農村部で取りこぼす。

ネット世論では小泉自民圧勝の意見が大半で、私の知り合いでも小泉が勝つという人間も多いのだが、そのような人間はテレビ報道だけで状勢を分析する素人である。選挙区毎の分析をしている人間で小泉自民が勝てると言っている人間は少ない。選挙区毎の話をす…

自民党刺客が未定なので?

京都4区 【造反】田中英夫 VS 【民主】北神圭朗 田中氏は野中広務の後継者。 そこそこ有力な刺客が立てば票が割れて民主来た魔界北神にもチャンス。 ただし民主も自民刺客に反経世会、改革保守的な票を取られる可能性。

三つ巴の選挙区

岡山2区 【造反】熊代昭彦 VS 【自民】萩原誠司 VS 【民主】津村啓介 熊代は官僚出身で守旧派のイメージがこびり付いているので最近は苦戦している。 萩原氏は現役岡山市長でかなり有力に見えるが、私も調査不足。当然市政を途中で投げ出したという批判も予…

造反組と民主党が互角の選挙区

山梨3区 【造反】保坂武 VS【自民】小野次郎 VS 【民主】後藤斎 造反組優位から混戦に移動 自民の小野は首相秘書官で刺客としてはまあまあ。 保坂氏は議員歴が浅く保守地盤で無力な現職に見切りをつけて有力な新人に乗り換える勝馬現象というのがたまに起き…

造反組と自民刺客が互角の選挙区

福岡11区 【造反】武田良太 VS 【自民】山本幸三 2000年の元新進党で無所属の山本幸三が自民党公認だった武田良太を破り当選し、その後自民党入り。 武田氏は2003年の選挙で無所属で立候補し自民党公認の山本氏を破り当選し、追加公認を受けた。 自民刺客が…

民主候補が優位な選挙区

東京10区 【造反】小林興起 VS 【自民】小池百合子 VS 【民主】鮫島宗明 メディアでは小林興起と小池百合子の争いになっているが、小池百合子は実際には支持されにくいタイプの候補者。最初から比例区狙いと見ている。 小林氏は陣営が引き締まるが、都議、区…

造反議員が比較的有利な選挙区

東京12区 造反 八代英太 VS 公明 太田昭宏 VS 民主 藤田幸久 八代氏有利 八代氏は障害者でリベラル受けするので民主の票もかなり流れる。 前回民主党には反創価の保守票が行っている。それが八代氏に戻る。 八代氏への同情票が集まりやすい。 埼玉11区 【造…

造反議員が圧倒的優位の選挙区

山梨2区 造反 堀内光雄 VS 自民 長崎幸太郎(36歳財務官僚) この選挙区は自民党はどんな刺客を送ってもムリ。まして今さら若手官僚出しても泡沫候補にしかならない。橋本聖子を擁立できたら小泉総理を見直していいけど…。 富山3区 造反 綿貫民輔 VS 自民 萩山…

造反議員の選挙区続報

13日に各党続々と公認候補者を発表しました。9日に私もブログで造反議員のいる選挙区の予想を出しましたが様相が変わってきたので追記します。 自民党の刺客はマスコミ受けがいいですが、実は勝てない候補ばかり。民主党有利の選挙区が増えています。

空中戦と地上戦

選挙には空中戦と地上戦があります。空中戦は党首や党幹部のテレビ出演やマスコミ受けするパフォーマンスを放つ戦い。地上戦は候補者一人一人の選挙区での活動や党首・党幹部の選挙区へのてこ入れです。 これまで自民党、公明党は地道な地上戦に強く、民主党…