2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「格差拡大」を副作用と捉える人と、「格差拡大」を望んでいる人がいる*1。

「新自由主義」を消極的に評価する人は、よく「格差拡大」を副作用として語る。90年代のバブル崩壊後の日本は「新自由主義」という劇薬を飲むしか立ち直る道がなかった。今ようやく日本の経済は立ち直り、今度は劇薬の副作用を治療することに目を向ける必要…

ごはん処 菱田屋

観劇の後、久しぶりにキッチン南海に行こうかと思ったが閉まっていた。すぐ隣に「ごはん処 菱田屋」という見慣れない店が出来ていたのでとりあえず入ってみた。刺身が中心メニューみたいだったので「はまち定食」を頼む。けっこう肉厚で脂の乗ったはまちが出…

北緯43°のワーニャ

劇団TPSという札幌では有名な劇団がありまして、東京公演があるというのでこまばアゴラ劇場に行ってきました。 演目は『北緯43°のワーニャ』という、つまりチェーホフの『ワーニャ伯父さん』。ほぼ原戯曲に忠実な構成で、けっこう土臭い演出だ。

ますは被害者保障の充実を

私は責任を連座的に拡大するような考え方はいかがなものか。立憲の理念に反す思想であります。また厳罰化で物事が解決するという考えには限度があると思います。 私の関心はどちらかと言うと犯罪被害者への保障にあります。今回の事件は亡くなったのが子供で…

福岡市東区で追突された車が橋から転落、幼児3人が水死した事故の顛末

「飲酒運転は免職」 山崎市長 厳罰化を表明。 5年程前に秋田県で公務員が飲酒運転で死亡事故を起こし、飲酒運転は即免職という内規ができましたが……。 しかし厳しすぎるといつの間にか、内規が緩和されてしまったようです。だいぶ飲酒運転を罪悪視する雰囲気…

Bookmarkより

低気温のエクスタシーbyはなゆー: 自民党政調会長がアジア重視派を「古い」「軟弱」と批判 アジア主義との決別|Doronpaの独り言 最近、アジア主義がことに矮小化されている気がする。アジア重視というスタンスを「顔色をうかがう」「土下座する」みたいな…

時をかける少女

ネット上での評判がいいので観ようと思っていた映画。先週新宿に行ったとき、長蛇の列ができていたので、わざわざOSCデオシティ新座まで行って観る。この映画館はアクセスが悪いせいかいつも空いているのだが、日曜の最終回というのに中央部はほぼ埋まってい…

朝まで生テレビ

今回はなにかと岡崎久彦が目立っていた。しかしこの方の神学論的なアングロ・サクソン信仰はよくわからない。論理的でありながら最後はインスピレーション的な推論を展開する手法も、何とも言えない。この方の意見には大方首を傾げるのであるが、「大戦中に…

良識への挑戦−坂東眞砂子氏の子猫殺し発言にみる−

坂東眞砂子の「飼い猫が産んだ子猫を殺している」と日経新聞に掲載されたエッセイが波紋を呼んでいる。坂東氏の論理の是非についてはいろいろな方が言及されし尽くされた感もあるのでここでは割愛する。私はこのような発言が出る空気についてふと思うことが…

労働組合の罪

バブル崩壊後、多くの企業は過剰な経営資源を抱え、事業の再構築いわゆるリストラを迫られていた。 当時の日本の企業のリストラ策は人員削減に傾斜しており、まるでリストラ=首切りであるかのような言葉の誤用がまかり通っていた。 労使協調路線が根付いて…

外圧と国内世論の歴史

靖国参拝の是非が中韓の圧力への嫌悪の問題にすり変わってしまっている。これは靖国支持勢力が世論の空気を最大限に利用した世論誘導の勝利であり、私は靖国参拝反対派であるが敗北を認めざるを得ない。しかし、日本が戦争責任論まで外圧嫌悪感情を利用して…

続き

今日はひたち海浜公園の隣にできた「ファッションクルーズ ニューポートひたちなか」に行く。 「オーツービーナス」で酸素吸引リフレを体験した後、花田勝氏プロデュースのフードコート「&kitchen」で食事をし帰宅。

ゴルフ

今日は休みを取って、茨城方面にゴルフに。 朝5時に自宅を出て、那珂市で増田氏を拾って、常陸太田方面のゴルフ場へ。 とてつもなく暑い。ウォーターハザードの非常に多いコースで、OB&前進4打の山を築く。ボロボロ。 ゲームが終わることには肌がヒリヒリし…

テロ支持言論

昨日はMixiで加藤紘一議員宅への放火を支持する言論を話題にしましたが、著名なネット右翼である瀬戸弘幸氏がテロ支持とも受け取れる言説を唱えております。 http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/ まあ古典的な右翼のイメージに近い瀬戸氏がこのよう…

加藤紘一元自民党幹事長宅焼かれる

嫌なニュースですな。犯人とおぼしき人物は60歳前後で割腹自殺というところを見ると、三島世代の古いタイプの右翼と思われる。とりあえず家に引きこもって2ちゃんねるばかり書いているネットウヨの仕業でなくてよかった。 まあ馬鹿なやつはいるものだと言う…

敗戦記念日

小泉首相が靖国神社に参拝したようだ。私は国家神道というものが諸悪の根源だと思っている人間なので、その残り香がする靖国神社には好感を持っていない。世論調査では間違いなく首相の参拝に反対と書くであろうが、絶対に行くといって聞かない人間を通せん…

小泉外交の失敗と靖国カード

小泉総理の靖国参拝以前の問題として、まず小泉総理が最初の自民党総裁選で8/15に靖国神社を参拝すると公約した時点での見通しの甘さがすべての癌であった。この時点ですでに失敗であったと考えている。こういう外交で自縛する公約はしないというのが保守政…

蟻の兵隊

第2次世界大戦後の「日本軍山西省残留問題」に関するドキュメンタリー映画。これは戦争に対する憎悪を掻き立てることに終始するプロパガンダ的反戦映画ではない。等身大の元日本兵に迫っているドキュメンタリーだ。 戦後多くの帰還兵が「兵士の沈黙」という…

戦争したい人っているの?

今の時代に本気に戦争をしたい人がいるのか? ほとんどいないであろうというのは誰でもわかる答えである。 これは以前のエントリー「天皇制を廃止したい人っているの」と同じロジックで、天皇制の場合、ウヨクが極端な左翼思想をでっち上げて、さも多くの左…

A級戦犯へのシンパシー

なぜか近頃、A級戦犯に擁護的、あるいはシンパシーを持つような意見が増えている。A級戦犯といっても各人立場も異なり、一概に言えない部分が多いが、元来保守派の中でもA級戦犯への評価は分かれており、保守派だからA級戦犯擁護ということでもなかった。現…

政治家ブログのコメント欄って酷い

最近政治家の方々でもブログを開設される方々が増えてきて、それ自体はよいことだと思います。 しかし政治家ブログのコメント欄が炎上するケースが多々見られます。宗教右翼による組織的嫌がらせだとか、単なるネタだとか諸説ありますが、その厨房度の酷いこ…

日曜ビッグバラエティ「古里の川と暮らす元気家族」

TV

四万十塾のと〜るさんからテレビに出るとメールをもらったので録画。 「年でも手作り、自給自足生活」と題して、自家製のトマトソースに漁師さんにもらった手長海老をのせたピザを石釜で焼いていた。美味しそう! と〜るさんは相変わらずだが、昔遊んだちゅ…

日本沈没

今更ながら観る。 しかし小松左京先生の国土が沈没するという設定は絶妙だ。国を守る(というか愛する人を守ることが強調されていた)為に命を捨てるという行為をテーマにしたストーリーは多いが、これまではすべて戦争が背景であった。そういう現実は戦争でし…

中国の外交力の強さを冷静に考えるべし

中国の外交力を強くしているのは、今は何と言っても「消費国カード」でしょう。人口13億人を数え、その中で富裕層の割合が年々増し、消費力でまもなく日本を抜き米国に次ぐ地位になると見込まれています。ワールドワイドで事業展開を行っている企業において…

安倍官房長官の極秘靖国参拝について

結論から言いますと、これはこれでありかと思ってます。 安倍氏は首相になっても参拝の是非を一切口外しない。マスコミも一切報道しない。という方法も。 いろいろ問題はありますが、8/15に参拝するという無鉄砲な公約をするよりはマシです。 左派からはそれ…

今日の昼食

今日の昼食は近所にある「いしかわ」という蕎麦屋。私が札幌にいる間に開店した店で、住宅地の中にある住宅を改造した蕎麦屋だ。ほんとに近所の人を相手にしている蕎麦屋だ。 この店は手打ちの細麺が特徴。私は太くて硬い蕎麦が好きなのだが、この店は細いが…

亀田興毅の判定価値は何だったのか?

私は憶測論は避け、あえて八百長という話はしません。ただどうして判定勝ちなのでしょうか?結果的に亀田ブランドは暴落し、負けた場合より被害は甚大ではないか。 もっともあんちゃん丸出しの亀田興毅は私は好きでないし、必要以上にマスコミが持ち上げてい…

今日の夕食

近所にある森のギャラリーカフェのカレーが美味しいという話を聞いたので行ってみた。森のギャラリーは家具を製造展示販売している工房で、それにカフェと焼肉屋が併設されている。こういうタイプの店は札幌ではけっこう見るのだが、意外と東京になかった気…

まぐろ人

今日の夕食は吉祥寺駅の地下にある「まぐろ人」へ。この前1氏が美味いと言っていたので行ってみる。確かに回転寿司とは思えないいいネタを使っている。ネタも定番モノ中心創作系はほとんどなく旬の魚を揃えている。値段は多少高めで3000円は見ておいた方が…

天皇陛下を政治利用するな!という胡散臭さ

富田メモにまつわる騒動は、結局「天皇陛下を政治利用するな!」ということで少し静観という感じになっているが、ここに辿り着くまでいろいろあった。靖国参拝を支持する保守系政治家や保守系の識者は、影響を最小限にとどめようと最初から予防線を張る戦略…