2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

私のマスコミ批判

私はよくマスコミを批判するコメントを書くが、それはマスコミが読者や視聴者と対等でなく、啓蒙や煽動の対象とした場合の反発であり、80年代的蜜月感覚が味わえる範囲ではマスコミは私の攻撃対象ではない。ある意味で2ちゃんねらーの感覚と同一のものも感じ…

80年代的感覚〜マスコミとの共犯関係〜

北田氏も指摘している通り、80年代というのはマスコミが裏側を見せ、視聴者を巻き込み共犯者にしてムーヴメントを起こした時代ではあった。地域や組織のコミュニティーが希薄化し、内輪を失った人たちに大いなる内輪を与えた。マスコミにとって視聴者は消費…

嗤う日本の「ナショナリズム」

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)作者: 北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2005/02/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 202回この商品を含むブログ (326件) を見る 実はこの本は最近読んだ。私のブログを見て、北田暁…

Sapio 7/13号

何やかんや文句を言いつつ愛読しているサピオですが、また反中ネタ。 「第2次反日暴動」の予兆、忍び寄る人民元切り上げショック、そして中国バブル崩壊の悲鳴……「決断のとき」が近づいている 撤退か!残留か!「中国禍」が日本企業を襲う 「日本に対する攻…

愛国心と消費傾向

中国での反日デモの際は、日本企業の中に今後の中国における日本製品の販売への影響を懸念する声が多く聞かれた。急速な市場拡大が進む中国において、マーケット確保に乗り遅れることはワールドワイド企業にとっては死活問題なのである。 しかし実際には中国…

名古屋場所番付発表

名古屋場所の番付が発表された。 私は先場所9枚目で12勝3敗の旭鷲山の三役復帰を予想したが、番付は3枚目で8勝7敗の雅山の三役復帰であった。旭鷲山は西の筆頭止まり。 また先場所13枚目で5勝10敗であった隆乃若が十両で好成績の力士がいなかったのが幸いし…

戦国自衛隊1549 は唯物史観映画だ。

実は私はミリタリーモノが好きで、こういう映画はとりあえず観てしまう。世間の人が軍事好き=ウヨクという先入観があるようだが、そんなことがないのは私の過去の日記を見ればわかっていただけるであろう。 ちなみにこの映画も思想的な映画ではない。だが、…

休日の過ごし方

読書の秋ではないが、最近は近所のコーチャンフォーに行って本を買い、隣接するミスタードーナツで即読というパターンが多い。2時間もあれば文庫本や新書を読み切ってしまう。家に帰ると、テレビやメールや携帯やらで雑音が多いので、本は集中して外で読むに…

東条英機氏と戦争責任

東条英機氏をはじめA級戦犯で刑死した人々は、ある意味天皇陛下や他の国民にも存在したと思われる責任をすべて背負い込み、露と消えた、ある意味犠牲者という見方もある。確かに明らかに極悪非道な行動をしておきながら、戦後平然と生きていた人もおり、それ…

都議選告示

東京都議選が公示された。既に都民でない私には関係ないのだが、なぜか気になる。都議選というのは地方選にもかかわらず、なぜか国政問題や外交問題などが争点になる。実際に当選しても一地方議員にそんな問題に対応できる力などないのであるが、選挙結果が…

80年代的フジテレビのノリを未だに伝えるとんねるず番組

TV

80年代人間の私は、ギョーカイ用語バンバンの裏丸見せのフジテレビ石田班文化で育った申し子であり、いまだにこのような80年代的手法に飛びついてしまう。もちろん、お台場明石城の視聴は毎週欠かさない。

とんねるずのみなさんのおかげでした

TV

社内横断アンタッチャブルのヨイショ旅 今回は僻地部署かと思われたライツ開発局に潜入。まさかと思ったが木村忠寛氏が捕獲され、アンタッチャブルに結婚*1おめでとうございます攻撃に晒される。基本的にブラウン管に出ることを嫌がる方なので必死に逃げる。…

これは本当なの?我々の先入観?

低所得者は犯罪を犯す確率が高い? タクシー運転手、土木作業員など低所得者への差別につながる。 公営住宅など低所得者居住地域への居住回避行動が起きる。 外国人は犯罪を犯す確率が高い? 不法入国者とそれ以外の外国人に分けないと無意味。 実際には一人…

生活安全主義の危険

以前私は現代日本のマジョリティーは「生活安全主義」だと述べたが、はたして我々の安全の権利はどこまで主張できるのであろうか。 本来人間の欲求からして安全に対する要求は自由に対する欲求を上回る根源的ものであり、安全に対する飽くなき欲求は時と場合…

生活安全主義Ⅰは↓参照

http://d.hatena.ne.jp/kechack/20050402

右傾化か左傾化か?

JR西日本の脱線事故に端を発した「儲け優先批判」を見て私は、「日本が右傾化していいるのはまやかしで実は左傾化ではないか」と友人に話したことがある。私は企業がある程度儲けを優先するのは当然と発言したが、友人の猛反発に遭ってしまった。逆に靖国問…

美しい夜、残酷な朝

久しぶりに見て後悔した映画。恐怖心を煽る映画は許容だが、グロい映画は耐えられない。映像作家としてはグロテスクな表現というのは魅かれるものがあるのだろうけど。 三池崇史作品は心理的な残酷物語で、こういうものなら耐えられる。わざわざ観たいとは思…

魚留の滝

JR福知山線運転再開

運転再開に関して私がJR西日本を評価したいのが、運転本数を事故前と同じだけ確保したことである。 この事故に関してバカでアホで間抜けなマスコミは「過密ダイヤ」が原因であるかのような報道を繰り返したが、福知山線の運転本数は朝のラッシュ時でも毎時16…

ただ乗り愛国者

前回、義務としてのプライドを満たさないものにプライドを誇示する権利はないと述べた。つまり日本という国をここまで発展させてきた先人の努力に敬意を表し、先人に倣い勤勉で努力を惜しまない日本人以外は、自分は日本人だ!ということを誇示する権利はな…

権利としてのプライドと義務としてのプライド

最近、日本人としての誇りだとかプライドとかいう言葉を実に安易に使用する輩が多いので警鐘を鳴らす意味でプライドについて一筆書かせてもらった。 人間が生きていくためにはプライドが必要だが、邪魔なプライドほど醜いものはないという二面性を持つ。プラ…

無意根山へ

だいぶ雪も解けてきたので久しぶりに登山に出かけた。目的地は定山渓の先にある無意根山。宝来沢沿いの林道を車の底をガリガリと擦りながら登り、登山道入口に車をとめた。しかし登山道の入口の小屋には台風による倒木により入山禁止との立て札がある。不安…

第14回YOSAKOIソーラン総評

つまらないといいながら、金土日といろいろな会場を回ってちゃんと見てしまいました。入賞チームと個人的な寸評をまとめてみました。 大賞 新琴似天舞龍神 構成もさることながら、踊りの一つ一つの完成度が高い。演出家が研究熱心なようで佐渡おけさをはじめ…

それでもYOSAKOIソーランを楽しむ方法

YOSAKOIソーランは物足りないと書いたが、それでも楽しむ方法を考えてみた。今は娯楽が多様化していて、気に入らないものは無視しても自分の趣味にフィットした娯楽がいくらでも見つかるが、そのような状況が文化の薄さ、1億総ヲタ化によるコミュニケーショ…

YOSAKOI観覧

別にヨサコイを見る気はなかったのだが、わざわざ東京から観に来るS夫妻にお付き合いし、大通り会場、1番街会場を案内。私は中心部の会場はやめておけと言ったのだが、どうしてもテレビで見るような雰囲気を味わいたいというので、行くことに。 翌日は周辺会…

YOSAKOIソーランが物足りない理由

今や雪祭りを遥かに凌駕する札幌最大のイベントとなったYOSAKOIソーランであるが、どうも未だに好きになれない。 私が最初にYOSAKOIソーラン祭りを見たのは、まだ東京にいたころ。太鼓のサークルで武蔵工業大学の学園祭に出演した時であった。同じステージに…

ようやく白菜完食

ようやく10日かかって白菜を完食した。最近はすき焼き、プルコギを作ったが、まだ余ったので今日はジンギスカンを食べ、白菜を包み菜にし、更に余ったものは浅漬けにしてようやく使い切った4。

中国は民主化しても反日であり続ける 阿久津博康 氏のコラムについて

http://www.policyspace.com/archives/200505/post_355.php 中国は独裁国家だから、共産主義だからという問題はアメリカの論理*1であって、それを問題視する考えは日中問題では意味がないと思う。 民主主義が際限ない愛国主義を招くというのはどうも東アジア…

Book Off

最近、ネットワークウォークマンに入れる曲のネタが切れてきたので、Book OffにCDを物色に行く。I WILLアーティスト: 上田知華出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン発売日: 1991/09/10メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る 実家に帰れば…

豊羽鉱山へ

札幌に来て訪ねてみたかったがまた未踏の場所の一つに豊羽鉱山がある。 この鉱山は定山渓の奥にあって銀、インジウム、亜鉛、鉛等を算出しているのであるが、2006年3月に閉山することが決まっているので、早めに行こうと思って出かけた。 定山渓温泉の手前か…