2006-01-01から1年間の記事一覧

マル激トーク・オン・ディマンド いじめを無くすためにまず私たちがすべきこと 内藤朝雄氏(社会学者・明治大学助教授)

時間がなかったので、今頃やっと視聴。 いじめ問題に関しては内藤氏の研究には注目していて、著作「いじめの社会理論」は購入したが未読。とりあえずビデオ放送を先に見る。 http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki293_pre.asx 現在…

いじめの政治性

最近いじめに関するエントリーが非常に増えているが、一般論、きれいごとの域を出ないものが多く、読むに足らない。 その中で「シロクマの屑籠(汎適所属)」氏のエントリーは秀逸であった。 ・敵の明確化といじめの正当化 しっかり醸成したいじめシステムの場…

小泉・安倍の政治手法の違い−官僚との距離感−

小泉首相という政治家は非常にずるい政治家であった。官僚組織の不祥事・失敗さえも彼は自分の加点にしてきたのである。今までの自民党政治ではありえなかったことである。普通は官僚組織の不祥事=大臣の責任=内閣の責任であり、従来は内閣に何らかのダメ…

世論調査 72%が核についての議論容認

http://www.news24.jp/71015.html 日本テレビの調査だが、この世論調査は恣意的過ぎる。読売新聞はまだ独自の調査を発表していないが、11/8の読売新聞の社説[核論議]「議論すら封じるのはおかしい」を追認した格好だ。 http://www.yomiuri.co.jp/editorial…

「綺羅」のコンサートに

青山の草月ホールに「綺羅」というグループのコンサートを観に行きました。このグループはほとんどの方がご存じないと思いますが、作曲家の木戸やすひろ、作曲家の広谷順子さんの夫婦で4年ほど前から活動されているグループです。アコースティックな音を追求…

大人の世界と子供の世界

子供と大人の最も大きな差異は、大人になると多くの場合は「個」が確立しているため、誰を好きになるか嫌いになるか、嫌いな人にかかわろうが避けようが自由なのである。しかし子供は「個」が未発達なために、自分の好きな人は他の人も好きになるべきだ或い…

いじめは克服しなければならないものなのか

一昔前だったら、子供は辛くても、いじめに立ち向かい克服させるべきだという考えを私も述べたであろう。学校内で監視や指導を強めていじめを物理的に排除しても、いじめられっ子がいじめられる原因を取り除くことができなければまた別の場所でいじめられる…

いじめ問題なぜ深まらない?

連日いじめ問題に関する報道が為されているが、騒いでいるだけで、何が問題で、何をどうしたいのか?その為に何をしなければならないのか?まったく議論されないのはなぜか?ただ自殺した子供かわいそう話と、教師や教育行政バッシングに終始しているだけで…

宅八郎さんに会う

最近Mixi絡みで知り合った作曲家の片岡氏がライブをやると言うので、三軒茶屋の mahnamahna に行った。ライブハウスというよりカフェバーのようなお店。店内はソファーが置かれゆっくりくつろげる感じ、お客さんは常連さん中心のようで、分け隔てなく会話が…

教育問題。安倍政権の誤算。

「高校の必修科目履修漏れ問題」と「いじめ問題」は教育改革を旗印としている安倍政権には少し誤算になった。 これだけ教育問題が連日注目されると、国民が政治に求めるものとして「教育問題」という選択肢が上位に浮上してくる。国民の教育問題への関心を鼓…

いじめの質的変化

いじめというのは太古の昔から存在する。動物にだっていじめが存在するのだから、人間がまだホモ・サピエンスに進化する前からいじめは存在したのであろう。多くの人が理想化してやまない「昔の日本」にもいじめは存在していたのに、なぜ最近になって大きく…

パワー呑み

恒例の吉祥寺の李朝園で飲み会。今回は井上さんはハワイ旅行のため欠席。山梨から中村氏が参戦。パワー君の転職成功大作戦の話に終始。

ワールド・トレード・センター

待ち合わせ時間まで時間があったので、吉祥寺で映画を観る。 この手の映画は演出が難しい。何しろ事実が余りにも衝撃的すぎるので、それをモチーフにしてもそうしても陳腐に見えてしまう。敢えてリアルには見ることの出来ない瓦礫の下の光景にスポットを当て…

東京江戸博物館

アラーキーの企画展「東京人生」を見に行く。東京の下町を題材としたモノクローム写真を中心に展示。写真展は一般的に空いていてゆっくり見られるものだが、人が多く忙しなかったのが残念。 特別展で「肉筆浮世絵展」をやっていたので、こちらも見学したが、…

高校必修科目履修漏れ問題 

そもそも社会科の学力を考察するということ自体が他の教科と大きく異なることがこの問題の背景にある。英語、国語、数学、理科は明らかに大学教育を受けるため必要な考査として位置づけられているのに対し、社会科の位置づけは極めて曖昧である。地理・歴史…

報道の自由とナショナリズム

報道の自由:日本に厳しい評価 国境なき記者団がランク 【パリ福井聡】国境なき記者団(本部・パリ)は24日、世界168カ国の「06年報道の自由度ランキング」を発表した。 それによると、最高位はフィンランド▽アイルランド▽アイスランド▽オランダの4カ国。最…

「人を育てる」という最低限の社会的責任を放棄した企業

最近は学校教育ばかりに目が行くが、社会教育とりわけ職業教育の分野で今の日本は目詰まり状態にある。製造現場や運輸事業などで相次ぐ事故。明らかに日本の現場力が落ちているという現実をもはや否定できない。 日本式経営というものは、中途半端に教育を受…

今日は札幌時代の職場の仲間と飲んだ。 いろいろな話をしたが、札幌時代の職場が今大変なことになっていて、みんないろいろ悩んでいる。それも会社への忠誠心が高い人、頑張っている人ほど悩んでいる感じがする。 「社長への忠誠」と「会社としての利益」ど…

結局、世論は子供が犠牲になる事件はすべて重く罰して欲しいということ

埼玉の園児死傷事故、運転者に危険運転致死罪適用されず川口の園児ら死傷事故 「危険運転」での起訴断念 遺族ら「納得できぬ」 結論から言うと、世論は子供が犠牲になる事件はすべて重く罰して欲しいのである。危険運転致死傷罪は1999年に東名高速道路で起き…

北朝鮮制裁 国連安保理決議は可決したが

国連安全保障理事会で対北朝鮮北朝鮮制裁決議案が可決された。とりあえず中国・ロシア・韓国も含めて北朝鮮の暴挙を看過できないという状況となり、当然の結果と言えよう。 ただ北朝鮮問題に対する出口戦略がないということも改めて露呈した結果となった。「…

ぐんま通信

ゴリポンと一緒に前橋の高橋夫妻のところに遊びに行きました。 昼過ぎに新前橋駅に着いて、吉岡町にある鹿火屋(写真)で芋団子と味噌こんにゃくを食べた後、群馬県庁の展望台に登り、温泉に言った後、焼肉を食べて帰るつもりでしたが、もう少し飲もうというこ…

はちみつボイス☆知展

吉祥寺 STAR PINE’S CAFEのはちみつボイス☆知展のライブに松木氏が出演すると聞いたので観に行く。松木氏はJAZZミュージシャンということになっているが、他ジャンルのサポートに出演する。ただ私がJAZZ以外のライブで彼を観たのは初めてだ。 はちみつボイス…

北朝鮮がやってしまいました

とうとう核実験をやってしまいました。 今後の北朝鮮問題はより国際協調が必要となります。きしくも安倍訪中・訪韓の最中の出来事。いちおうは中国・韓国との協調体制が取りやすくなったと言えましょう。 北朝鮮が暴発すればる程、日本の強硬タカ派世論が盛…

経済と労働問題、教育問題は三位一体

どうも安倍総理の教育政策に根っこが見えない。教育改革を行うと何が良くなるのか?極めて曖昧なまま、一部の国民に漠然とした期待感だけ抱かせている。何となく私が期待している教育改革とは違うような気はする。 教育問題は経済や労働問題と表裏一体の問題…

gusuto de piro

代々木上原のムジカーザへ松浦このみさんの朗読を聞きに行ってきました。 今回は森絵都さんの「風に舞いあがるビニールシート」。今回は西村由紀江さんの生ピアノ伴奏で、悲しいけど塚ら強い物語を素敵に仕上げていました。

安倍内閣はどこに向かう

私も多くの人が思っていたのと同様、閣僚や首相補佐官人事を見て、これはタカ派内閣だとの印象を受けた。国会では野党は首相の右翼性を炙り出す作戦のようであったが、あっさりと「村山談話」「河野談話」の踏襲を口にし、産経新聞などに失望記事が並ぶ昨今…

教育の自由化は必要か

教育に限らず、「改革が必要か?」と言われれば必要だというに決まっている。世の中に、「現状が素晴らしい完成形だ」と言われるものがほとんど存在しない以上、そうに決まっている。 ただ教育改革の具体的中身は曖昧なままで、教育を自由化せよというネオリ…

紙屋悦子の青春

日曜日と映画の日が重なる日は滅多にないので、ここぞとばかりに映画を観に行く。観ようと思っていて、混雑しているという話を聞いて見送っていた映画がこれだ。戦争関係の邦画はほとんど観ているし、原田知世が出演している映画もほとんど観ている私が、こ…

マスコミの安倍内閣論功行賞批判の批判の批判

安倍内閣を「論功行賞」と批判するのは少しお約束過ぎて、何ら試験にダメージを与えることもなく、ただ単に安倍支持派の不評を買っているようである。 安倍総理の閣僚起用は論功行賞か? 安倍総理の閣僚起用は論功行賞か?]谷垣やマスコミは安倍総理の人事は…

安倍内閣発足

マスコミはさっそくサプライズがないことに不満のようです。小泉首相みたいに政治を面白くしてニュースで視聴率取れる状況にして欲しいと口をピーチク・パーチク動かしているマスコミは見苦しい。マスコミの偏向を問題にしている人が相変わらずいるようです…